官足法の便利帖

ムズムズ足症候群

ムズムズ足症候群


足は血行にとって墓場のようなものです。


重力に逆らって血液を心臓にまで押し戻さなくてはなりません。
逆流しないように、ふくらはぎの血管には防止する弁まで付いています。
そのふくらはぎの筋肉は動くことによって血液を汲み上げるポンプのような役割もしています。


人間が二足歩行をするようになって、足裏にかかる重圧は2倍になりました。
やわらかいでこぼこ道はコンクリート、レンガ、アスファルトなどに変わり、まずます足裏の環境は悪くなりました。
そのために靴が発達して、これは足を守っているように見えて、実は足を締め付ける道具になっています。


ハイヒールで変形した足が外反母趾です。


足は圧縮され続け、血液の通り道を塞いできました。
そこに色々な老廃物が溜まり続け、踏み固められて、道路に張り付いたチューイングガムのようになっています。
もはや、裸足でいる時でさえ、血液の流れを取り戻せなくなってしまいました。


しかもこれが普通の人。
今では誰にでも起きていることです。


血行不良というのは病名ではありません。
しかし全ての病気の起源です。
野口英世博士は「全ての病気の原因は酸素不足にある」という言葉を残しています。
正に酸欠、イコール血液の循環不足に他なりません。


その理由は足裏に溜まった老廃物であると見抜いたのが官足法です。


さて、老廃物は足裏のみではなく、足の甲、足首、ふくらはぎ、膝、股関節・・・と、結局どこにでも溜まってゆきますが、比重としては何といっても条件の悪い足裏がダントツです。次に膝の裏。屈折すること、曲げて座るなどして、自ら血行を阻んでいる内に老廃物を溜めてゆきます。


足の裏、膝の裏の老廃物の溜まり方が半端なくなると、血圧に変化が起きます。
血圧というのは血管と血液の摩擦力を言います。
老廃物で狭くなった血管を無理に通ろうとして摩擦が起きる。
これは病気というより、パイプ詰まりという方が近いかも知れません。


それ以前には、むくみがあります。
あるいは慢性的なふくらはぎの疲労、凝り。
堅固な足裏と膝裏の要塞に挟まれて、ふくらはぎの中で渋滞が起きています。
そして戻りきれなかった液体などが残ってむくみとなるのです。


渋滞をそのまま放置しておくことによって、ふくらはぎの血管の逆流防止弁がへこたれると、下肢静脈瘤が目立つところに浮き出して来ることもあります。


このような状態の中で、ふくらはぎで起きているぐずぐずした対流が、むずむず足症候群と言われる、足の不快感を生み出すこともあります。


血液やリンパ液の流れが悪いのです。
渋滞によって神経細胞が圧迫を受け、むずむずしたり痒くなったりするのです。
時には勝手にピクリと動いたり、ぴくぴくし続けたりもします。
更に血液の質も良くないということが多々あります。
目に見えない、数値に出ない、腎機能の悪化です。


神経の痒みやむずむず感は掻くことも揉むこともできません。
立って居る時は圧迫によって感じないのが、横になることで少し開放されて気になって眠れないほどのせめぎ合いが伝ってくる。
いかにもこれは、行き場のない流れの悪さがあるのであって、病気などではありません。


必要なのは、足裏と膝裏の大掃除なんです。


しっかりとしかるべき方法でこの掃除方法を伝えてきたのが官足法です。
この機会に、一度官足法というものを勉強し、ご自分でお取り組みいただくことをお勧めしたいと思います。

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