官足法の便利帖
外反母趾
外反母趾
さて、良く曲がってしまったものですね。
まずこれからは靴には気をつけて下さい。
もともとはハイヒールや足にぴったりした靴を履き続けた習慣が外反母趾をつくりました。
外反母趾の方は花粉症やアレルギーの方も多く、丁度親指が曲がって骨が外へ出っ張ったところが「副甲状腺」の反射区、ということになり、反射区が突っ張って血行不良です。
そのため副甲状腺が弱って、血中のカルシウムが不足し、過敏症になります。
何か刺激によってすぐに筋肉や血管が収縮するのです。
裸足になって毎日野山を歩いて下さい、と言いたいところですが、大抵の方は無理、とお答えになるでしょう。
外反母趾はとにもかくにも靴を履かないで暮らす、くらいの意識でないと治りません。
その上で、親指の周り、特に甲状腺の反射区、胸部リンパ腺の反射区を揉んで揉みほぐします。曲がった骨を矯正するのは容易ではありませんが、足をほぐす行為自体に大きな意義があります。血行は常に足が握っているのです。
リウマチで曲がった関節も同様です、
まずは足裏を揉んで全身の血行を良くすることが基本です。
リウマチによるこわばりや痛みが無くなって、体質を改善するまで足裏の掃除をすることが基本です。
その後で曲がった関節の周囲を揉み解して少しずつ地道に慣らしてゆくこと。
一種のリハビリです。
外反母趾は靴を改めれば進行は止まりますから、すぐにリハビリを始めれば良いのですが、問題はそれまで窮屈な靴を履いていたことで、足裏に必ず問題が起きています。
足裏の血行が悪くなって、汚れが一杯詰まっているのです。
これが外反母趾どころか、将来の万病を起こす元であることは、今更言うまでもありません。
足裏を柔らかくし、曲がった関節を少しずつほぐしてゆく。
それがあなたへのノルマです。
- 2012.07.05
- 11:48
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