官足法の便利帖

橋本病(甲状腺機能低下症)

橋本病


バセドウ病が甲状腺機能の亢進であれば、橋本病は甲状腺機能の低下です。
機能が低下するわけですから新陳代謝が悪くなって元気がなくなり、疲れやすかったり疲れが抜けないという、倦怠感を覚えます。甲状腺は全ての細胞の活動と代謝、分裂と廃棄に関わっているため、老化が早くなったように感じることが色々と出てきます。皮膚の乾燥や脱毛、便秘、筋力低下、しゃがれ声、むくみ、生理の出血が増えたりやたら寒がりになったりします。それ以外にも動作がにぶくなったり、太りやすくなったり、気力が薄れたりします。心脈が弱くなり酸欠により息切れがして心肥大になることもあります。


咽喉のあたりに違和感を感じることもあります。触って甲状腺の腫れを感じることも良くあります。甲状腺の腫瘍が特徴です。


甲状腺が腫れるのは、根本原因としては首への血行が悪いのです。
血行が悪く、血液の質も悪いのが原因で免疫が異常行動を起こすのです。
甲状腺腫瘍は免疫細胞の自傷行為です。
このような現象は甲状腺に限らず、花粉症、アトピー性皮膚炎、リウマチ性関節炎、膵炎(糖尿病含む)など場所が違えば違う病名に変化します。


甲状腺をめくった裏には「副甲状腺」という4~5個の器官があり、甲状腺同様に機能の低下をしていることも良くあります。


副甲状腺が調子を落とした時の問題は、元々細い毛細血管が更に収縮してしまうことです。
これは身体全体に影響することで、内臓器官にとっては血液酸素の不足が起きてしまいます。
微量の不足ではありますが、長期続くと、一番弱いところに故障が起きる可能性があります。


酸素が不足するとすぐに不安定になるのが脳下垂体や視床下部のように仕事が多い器官です。
自律神経とつながっているので、何かと覚えのない体調不良が起きて、病院の検査では原因が分かりません。
副甲状腺の一番大事な役割は、食事で入ってきたカルシウムを適量だけ血液に入れて、必要な身体の各器官に届けることです。食事によるカルシウムが不足すると骨からカルシウムを取り出しています。
余ったカルシウムは甲状腺の方で骨に戻しています。
甲状腺と副甲状腺は近く連携しているのです。


副甲状腺が弱ると食事の問題とは関係なく慢性的なカルシウム不足になります。
カルシウムの不足は骨がもろくなるくらいにしか思われていませんが、もっと深刻なのは神経と脳への影響です。


神経は入ってきた刺激を脳に伝えるためにカルシウムを使います。カルシウムがないと、電流が発生しません。それによって感覚や神経に関する障害が起きやすくなります。
官足法の本を読むと、病気の半数が副甲状腺を揉むことになっています。


病気との関係性が強い臓器は1が腎臓、2が副甲状腺、3が副腎です。
食養で健康を提唱しているところの本などを読んで見ると、1に玄米、2にカルシウム豊富なすりゴマを推薦しているところを見ると、カルシウムが大事と考えられていることが分かります。


カルシウムが不足すると病気が治りにくいということが実際の研究でも分かってきているようです。


さて、甲状腺の回復には1にも2にもまず全身の血行回復が望まれます。


そのためにはどうしても足裏で頑固に詰まって血液循環を阻害している老廃物(長年溜まり続けたものです。ちょっとやそっとでは取れません。)を潰して流さなければなりません。手の力では無理なので、道具を利用して徹底的に取り除く必要があります。
温泉や公園などで見かける石を敷き詰めた小道の上を歩くのが一番良いのです。


そうもいかない人のために開発されたウォークマットが道具としては一番推奨できます。


反射区への刺激によって、それと神経で繋がっている各器官への働きかけも行うとなお良いです。


甲状腺機能低下症(橋本病)の場合は、甲状腺、副甲状腺、腎臓、副腎の各反射区が助けになります。


図表で良く位置を確かめ、意識して揉むようにすると良いでしょう。


その前に足裏を充分に揉んで、血行を良くしておかないと余り意味がありませんので、順番をお間違えないよう、お願いいたします。

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