官足法の便利帖
おでき、吹き出物、にきびを取る
「おでき・吹き出物を取る方法」
おできが大きくなると、病院では切って芯を出します。
おできができるのは体質のせいですから、できる人は何度でもできます。
いずれ体質が変わればおできはできなくなります。
新陳代謝が悪いためにできるのです。
腎臓・肝臓が元気になって、血液循環が良くなればいいので、足裏の汚れ(老廃物)を掃除しながら同時に腎臓、輸尿管、膀胱、肝臓、胆嚢の神経反射区を刺激すれば良いのです。もし胃腸が悪いと言う自覚のある方は、胃と腸の反射区も刺激します。
何かツールを使うのであれば、ウォークマットⅡをおいて他に便利なものはないと考えています。足裏に詰まっている汚れを取りながら同時に全ての反射区を刺激できます。しかも手力の必要がありません。体重が指圧力です。
ただ、今できているおできは、すぐには消えないと思います。
なので、以下の方法を試してみて下さい。
今までにお勧めして何度も膿みを出すのに成功しています。
ご近所でビワの木を探して、ビワの葉っぱを2~3枚取ってきて下さい。
そのビワの葉(できれば若葉でなくて色の濃いもの)を鉢ですりつぶします。
もしくは丸めてすりがねでおろします。
水と小麦粉を少量まぜます(貼るのが目的ですから粘つく程度に)。
ガーゼを二つ折りか四つ折りにして間にはさみます。
そして上に油紙かサランラップをつけてその上に包帯を巻いて固定します。
大抵はこれで翌日おできが小さくなります。
もし化膿していなければ「芋パスタ」でも取れます。
作り方はホームページでも紹介していますが、里芋をすったもの5・小麦粉5・生姜をすったもの1という比率で混ぜてペースト状にします。
あとは先ほどのビワの葉と同じ様にガーゼに包んで貼ります。
これは余っても冷蔵庫で1週間保ちます。
ちょっと手間をかけてもいい、ということでしたら「にんにく」を使います。
にんにくをすって直接おできに貼ります。
3分ほどでヒリヒリしてきますので、拭き取ります。
次ににんにくを網などで焼いてから、柔らかくなったところを押しつぶします。
それをそのままおできに貼って包帯で固定します。
これでも大抵1~2日で膿が出て根っこも取れます。
ビワの葉の代わりに「弁慶草(べんけいそう)」の葉でも構いません。
植木屋さんで手に入るかどうかですが、あればラッキーです。
飲んで治せる漢方薬も一つだけあります。
「露蜂房(ロウホウボウ)」という名前の、スズメバチの巣です。
普通漢方薬店で手に入ります。
1回に3~4グラムを煎じて1日2~3回飲みます。
味が嫌いなら蜂蜜を入れて飲んでも構いません。
他にサポートとして飲むもので、漢方薬の「葛根湯(カッコントウ)」、くず湯、どくだみ茶などはおできを予防します。
とりあえずこの中から、できるものをやってみて下さい。
病院で切るのはお勧めしません。