官足法の便利帖

老廃物とプリン体

老廃物とプリン体


一度でもウォークマットを踏んだことがある方なら、あのデコボコの粒を踏んだ瞬間に感じる飛び上がるような痛みを知っていることでしょう。
川辺のジャリの上を裸足で歩いても同じことです。
中には、あれ?私は結構平気みたい、と言いながら踏んでいる内に段々と痛みが浮き上がってきて、やっぱり凄く痛い、となるのが大体普通の人です。
加齢とともに痛みも増してきます。
子供やティーンエイジャーならほとんど痛みを感じない子が多いですが、最近では子供でも痛がるケースが目立つようになりました。


痛みの正体は結晶化した老廃物です。


人の身体の中に入った食べ物や飲み物の成分で必要なものを吸収して、要らなくなったものは便や汗として排泄されます。便もひとつの老廃物です。細胞が古くなって廃棄され、新しい細胞が生まれる、この時に出るのも老廃物。栄養成分が肝臓で処理されて分解・再合成され、その時に不要となった物質も老廃物。免疫細胞が雑菌を処理して出る死骸も老廃物、細胞が血液から栄養をもらって消化し、使用済みとなったものも老廃物です。
その一つに良く話題となるのが尿酸。プリン体が肝臓で代謝されてできるものです。運動などによってエネルギーを消費したあとにも多く発生します。


プリン体は身体の全ての細胞の中にもともと存在するもので、食事からも入ってきます。
全ての細胞にあるものですから、当然細胞の多い食品に多く含まれています。
内臓系の肉(レバー、あん肝、白子など)、干し物(スルメ、アジの開きなど)、魚介類、肉類には基本的に多く含まれていることになります。ビールなどの飲料水にも含まれます。


通風の原因とされ、プリン体○%カットなどと表示された食品や飲料水が出回っているため、何かプリン体は人体に害をなす物質のように思いますが、それは違います。


プリン体は遺伝子を構成する物質のいくつかのことを言い、私たちの生体活動の根幹をなす大事な物質です。


しかしプリン体を多く含む食品を食べすぎることによって過剰にプリン体が増え、それが良くないのでは?と思いますが、実際には腸内でほとんど分解されてしまうので、かえって神経質になり過ぎる方が良くないと思います。


むしろ問題はプリン体ではなく、別のところにあります。


プリン体が分解されてできる尿酸を含む、過酸化脂質、アンモニア、尿素、乳酸などの老廃物は血液が回収して、ぐるっと回って腎臓に送り届けます。
腎臓は血液中の老廃物をフィルターで漉し取って、尿にまぜて排泄します。


食事をする→胃で消化する→十二指腸ですい臓からの膵液と肝臓からの胆汁の支援を受けて更に消化し、腸壁から必要な養分だけを吸収→空腸→回腸→回盲弁を越えて大腸、そして便として排泄されます。
主に十二指腸から吸収された養分は肺から吸収される酸素と共に、血液が60兆個もある体中の細胞に届けて回り、更に不要となった二酸化炭素と老廃物を回収します。また一部は肝臓で化学処理されて別の物質に変えられ、これもまた必要な場所へ血液が運んでゆきます。血液は老廃物を腎臓に届け、腎臓がこれを漉し取って、輸尿管→膀胱に尿として送り、排泄に至ります。


この一連の流れを人は生まれてから死ぬまで繰り返して生きています。


問題となるのは、そのどこかで障害がおきた時です。


人体に無駄なものは一つもありません。特に体内にあるものはどこか一つ故障しただけで、全てのサイクルに変化をもたらすもので、普通、良いことにはなりません。


老廃物に戻りましょう。


老廃物が全てきれいに掃除されている人の身体は頑として健康です。


一連のサイクルを阻害するものがないからです。


しかし、老廃物は言わば細胞が出すゴミですから、人体にふさわしくない環境(例えばストレス、過剰な飲食、運動不足、過労、寝不足、エアコンによる不自然な冷え、化学合成物の摂取、薬の服用など)によって、排泄が遅れて身体に溜まってゆきます。


老廃物の蓄積が顕著なのは足の裏、というのは散々説明してきましたので、ここでは割愛しますが、老若男女を問わず量の差はあれ、蓄積が年とともに進みます。


手のひらを押しても痛くないのに、足裏を押すと痛い。
これは何も足裏が特別なのではなく、しわ寄せが足裏に集中しやすい、ということだけなのです。もし人が逆立ち歩きをして生活していたなら、手のひらに老廃物が溜まることでしょう。


さて、この老廃物が特に足裏に溜まって固くなり(長年踏み固められていますから)、結晶のごとくなり、しこりにもなり、土踏まずを厚くして偏平足気味になり、側面にも甲にも足首にも累積してゆきます。


だから普段の生活では気にならなくても、ジャリの上やウォークマットはさることながら、健康サンダルや駅のホームの視覚障害者誘導用ブロックでさえ痛いという人もいます。


だから誤解を生みやすいのですが、足つぼマッサージでグリグリやられて、あなたは肝臓が悪いですね、ここが痛いでしょう、と反射区を揉まれると確かに悲鳴を上げるほど痛い。


あちらこちらを揉まれて、どこもかしこも余り良くないですね、ほら、ここはどうですか、先生、痛いです、痛い、痛い、ということになる。


どこもかしこも老廃物で埋まっていれば、それはどこを揉まれても痛いはず。
痛くない場所を見つける方が難しい。


反射区の痛みというのは、実際にそれがつながっている内蔵器官が不調であれば確かに強く揉んだ時に痛みます。でも、その前に老廃物をなくしておかないと、本当に反射区の痛みなのか、単に詰まっているものが痛いのかが分からないはずです。


老廃物をきちんと掃除して、それから反射区を揉んだ時に感じる痛みは本物です。
反射区に出張所をもつ臓器・器官の何らかの不調があると言えます。


また、痛み方に違いがあります。


老廃物の場合は、結晶が細胞を押しつぶす痛み、物理的に突き刺されるような痛みです。
反射区の痛みは、もっとじわりと脳に刺さるような痛みで、しばらくその周囲がジンジンとし、場合によっては身体の他の場所に痛みを感じたりします。
例えば胸部リンパ腺の反射区を刺激して、みぞおち辺りがキーンと痛んだり、腰椎の反射区を刺激して腰の周りに痛みが走るなどということがあります。


胃の反射区は5分揉めば胃が蠕動しますから、腹部が熱く感じることもあります。
ウォークマットを踏むと腸の反射区がめっぽう刺激されますから、お通じがすぐに良くなるケースが多いのです。


神経反射区の痛みはすなわち対応する臓器器官の不調と考えて良いのです。
したがって、その時に感じる痛みがマッサージの継続によって無くなった時には臓器も回復しているという、非常に神秘的な東洋医学の見直すべき発見だと思います。


そして誤解してはならないのが、足裏の痛み=即反射区の痛み、ということではないということです。でなければあなたの身体はもう全部がボロボロということになります。


老廃物を足に溜めることで、潤滑な血液循環が遮断されています。
血液の循環が阻害されているということは、身体の一部に巡りが悪くなっているということです。酸素と栄養が足りなくなっている可能性があるということです。


酸素と栄養が足りなくては細胞は元気を失います。


あなたの身体の一番弱い部分にそのしわ寄せが来やすいのです。


そして、万人に共通するのが腎機能の低下です。
と言っても、検査の結果、数値上はまだ大丈夫、という範囲であらゆる病気の芽を育てるのでこれが厄介です。
腎臓は100点満点でなくてはなりません。
数値が下がればその分本来の機能を果たしていない訳です。


血液中に老廃物が放置されることになります。


それがまた足から溜まり、血管や臓器、脳内にも少しずつ溜まってゆきます。


万病の元、老廃物。


でもそれ自体に害はない。


本来腎臓でさっさと処理されておしっこになる無抵抗なごみです。


多かれ少なかれ誰でもそれを溜めてしまうものです。
人を巡る環境は決して平穏や快適ばかりではなく、むしろ逆のケースが多いでしょう。


溜まった老廃物を掃除する方法を知らないし、それが最初に健康をダメにしてゆく源の源であることを知って信じる人が少ないからです。


嘘だと思うなら、一度徹底的に足裏をいじめぬいてもうちっとも痛いところなんかない、というまで老廃物の掃除をしてみて下さい。
その後でもし部分的に反射区の痛みがあれば更にそれを揉みほぐしてどんな小さな痛みも取り去ってみて下さい。


それでもまだ私は健康じゃない、という方は是非私に足を見せて下さい。
絶対に揉み足りないところがたくさん見つかるはずです。


老廃物の痛みと反射区の痛み、これは全く別のものであるということを知っていただくためのお話でした。

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