官足法の便利帖

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群


腸は誰が動かしているか御存知ですか?


自分の意思でしょうか。違いますね。
ぐっすりと寝ていても腸は動いています。
だから健康な人ほど起きてすぐに排便したくなります。


自律神経が動かしています。
正解ですが、自律神経って何でしょうか。
自分の体なのに、自分の意思では動かせないもの。
それを勝手に動かしているもの。
それが自律神経です。


心臓を動かすもの。
寝ているときの呼吸を続けさせてくれるもの。
胃袋を動かし十二指腸で食べ物を消化し、蠕動しながら腸から体外に排泄する寸前までの全ての工程を動かしているものです。
ストレスがあった時に鼓動を早め、息が荒くなり、体温を上昇させるものです。
女性であれば生理の全ての営みを司るもの。
刺激ホルモンという、体だけに通用する言葉を出してコミニュケーションを取り合っています。それが脳下垂体です。


自律神経失調症というのは、大雑把に言えば、特に決まった症状ではないが原因のはっきりしない体の不調のことをいいます。更年期障害や、不定愁訴という言葉もあります。
神経症の神経とは、自律神経のことです。


自律神経は、意思との繫がりがないため、自分で規制することはできません。
ただ、自律神経が過剰に興奮しないよう、日頃からゆったりとした気持ちでいられれば、それに越したことはありません。なかなかできないのが現状です。


過敏性腸症候群というのは、自律神経の過剰反応が腸の蠕動にすぐ反映してしまう症状です。


人によって現れる場所はまちまちですが、自律神経失調症によるのぼせ、不整脈、気分の落ち込み、パニック障害、不眠症、吐き気、等々、同じところに震源があります。
過敏性腸症候群はそれが腸の蠕動に現れたもの。
S状結腸(直腸の手前)で起きれば便秘、それ以前であれば下痢になります。


従って、もし過敏性腸症候群を官足法で治すのであれば、腸の反射区より大事なのは「首」と「脳下垂体」の反射区、そして不眠症など神経症の治療法と同じ、「腹腔神経叢」への刺激、ということになります。


それ以前に原理として血液の循環不足、腎機能の弱さによる血液の質の悪さというものが間違いなくあります。そのために頭部への血液・酸素が微量に不足して脳下垂体の活動が乱れたり、以上に亢進して刺激ホルモンを出してしまいます。ストレスに弱いのは全て、この器官が繊細すぎるのです。血液が不足して、常に緊張状態が続いています。


自律神経が内臓の働きを活発にする昼型の交感神経と、内臓の働きを鎮める副交感神経とをバランスよく切り替えているから、人は健康でいられます。
このバランスが崩れているから、布団の中でも脳が興奮して眠れないでいるのが不眠症です。必要以上に腸の働きが活発になるから過敏性腸症候群になります。


自律神経失調症の本当に怖いのは、免疫細胞の正常な働きまで狂わせてしまうことで、癌細胞を放置し、アレルギーを生み、意味なく体の組織を自分で傷つけます。


まず、脳下垂体の異常な興奮を鎮める力は、足裏土踏まずの「腹腔神経叢」という神経反射区への刺激が有効です。
そして、親指の腹のところ、「脳下垂体」の反射区とのペア刺激です。
爪の生え際への刺激も自律神経のバランスを整えるという説も有効で、手の爪より足の親指の爪、手の反射区の効果は足の30%だと言われています。


元々脳下垂体の機能を不安定にさせた原因も取り除く必要があります。
血液の循環不足を作った足裏の老廃物。
血液の質を落としている腎臓の不調です。


そのために足裏を揉んで揉んで、いくら揉んでも揉み足りないくらいで丁度良いのです。
何も一生続けようということではなく、生涯のほんの数ヶ月、集中して行うだけで良いのです。


本気で治したいなら本気でやること。
自分に妥協しないこと。
満足しないこと。
根気を失わないこと。
諦めないこと。


これができればあなたの過敏性腸症候群はいつの間にかいなくなります。

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