今月のスポットライト
筋萎縮性側索硬化症
筋萎縮性側索硬化症
脳の分野は医学でほとんど解明されておらず、できることは腫瘍を取り除くことと、動脈瘤を結索することです。脳にメスは入れられず、細胞レベルになると更にお手上げです。
しかし、脳の細胞レベルの問題こそ、官足法が成果を上げてきたジャンルです。
「脳下垂体のダメージによる病気」
自律神経失調症・更年期障害・不眠症・不整脈・パニック障害・うつ病・自閉症・恐怖症・統合失調症・高血圧(一部)・貧血・不妊症(50%)など
「小脳のダメージによる病気」
脊髄小脳変性症
「大脳の神経細胞の故障による病気」
てんかん、視神経や聴覚神経の障害
てんかんは「大脳ニューロン(神経細胞)」の故障により、脳内のヒューズが飛ぶ現象で、官足法で治癒実績があります。
脊髄小脳変性症は小脳・脳幹から脊髄にかけての神経細胞が徐々に破壊され、消滅することで、歩行障害、言語障害など、随意運動(中でも特に、無意識に行う運動、自動車の運転など)に関する困難が生じる病気ですが、これも官足法で治った実績があります。
それに対し、不随意の運動機能に問題が起きるのが、脳下垂体のダメージによる病気で、ほとんど現代病と言えますが、この種のものが圧倒的に多く、50%以上の日本人がほとんどここに何らかの問題があると思います。(相談の50%です)
以上挙げた病気は、原因が不明とされている病気です。
小脳や脳幹の神経細胞が壊れてゆくことは観察できても、その原因は闇の中です。
筋萎縮性側索硬化症は、脳の神経細胞(ニューロン)ノ中でも、筋肉を動かすことに関係する運動ニューロンと呼ばれているものが、徐々に壊れてゆき、筋肉が萎縮して動かなくなる病気です。
これは脊髄小脳変性症とほとんど同じ現象で、神経細胞の、破壊される部位の違いです。
人間の体には60兆の細胞がありますが、神経細胞もその一つであり、免疫細胞であれ、脳細胞であれ、皮膚の細胞と同じ、一つの細胞という定義をしています。
どのような細胞も、酸素を吸い、栄養を補給しながら、二酸化炭素を出し、尿酸を出し、活性酸素などの有害物質や、役目によって様々な化学合成物質を出しています。
どんな細胞も人が死ぬまで分裂し、古い方は死んで剥がれて排泄されます。
角質化する皮膚と同じです。
それは脳細胞や脳の神経細胞も同じだと思うのです。
官足法で7年かけて「脳炎からの全身麻痺」から完全な健常者になった方もいます。
それが何より、「神経細胞」も修復できるという根拠です。
脳の神経細胞の周囲にも毛細血管があり、酸素の配給を受けています。
酸素の配給が足りなくなるか、停止されると細胞は萎縮して滅びます。
近くにあった毛細血管が詰まって狭くなったり、閉ざされたことにより、酸素が届かなくなります。
そのまま放っておいても復旧の見通しはないので、次々に細胞は死んでゆきます。
脳梗塞、脳卒中、アルツハイマーなども含め、脳や脳の細胞に異変が起こる方には100%の共通点があります。
まず、腎臓が弱いので、血液が重い。
足全体を含む血液循環が不良で、詰まり体質となっているため、あちこちの毛細血管が詰まる。
首のところで更に血液の流れが悪い。
そのような方の足を揉んでみると、間違いなく、「腎臓」「親指の付け根」「親指の腹」をひどく痛がります。
人間の体は複雑にできていますが、こと、病気というものの原因となると単純なものです。
足裏を揉んで血行を改善するだけで80%以上の病気がなくなることで証明できます。
病気は全て血の病気なのです。
残り20%は解決できないのではなく、悪化し過ぎて血行の回復だけでは追いつかないものがあるということです。決して治らないものではありません。
この20%は、反射区を活用して直接悪化したところに刺激をおくることで、自己治癒能力を目覚めさせ、治してゆくことができます。
病気は全て血液の病気。
でも、遺伝子の異常が起こすとされるものはどうだろう、というと、幼少時に発症して成人前になくなるような病気、例えば「プロジェリア症候群」や「デュシェンヌ型筋ジストロフィー」などは確かに難しいかも分かりません。
ただ、その病によって起きる障害は足を揉むことにより軽くなることがあります。
今までの例では、「ダウン症」の子供の例があります。
母親が藁にすがる思いで、たまたま知った官足法を、ダウン症の子供に毎日してあげていました。
その子はダウン症の子供にしては知能が発達し、言葉をうまくしゃべり、運動もでき友達とも積極的に付き合うようになりました。ダウン症に見られる頭部の変形は治りませんが、障害は改善するのです。
遺伝子や染色体の異常で最初から障害を持って生まれる場合を除けば、血液の問題が全てだと思います。何か遺伝子や脳の不可侵領域からの不可解な信号によって起きる要素はないのです。
成人になってから発症した筋ジストロフィーや、筋萎縮性側索硬化症は、間違いなく血液の病気だと思いますので、官足法で克服することが可能だと思っております。
事例がありませんので、推測だと言われればそれまでですが、希をつないで見る価値はあると思います。
基本的にはウォークマットⅡなどのように効率の良いツールを使って、ひたすら毎日足裏を押し、まず血液から体質を変えることが基本で、これを回避してはどんな病気でもさほど良くはなりません。
筋萎縮性側索硬化症は脳に入る血液が慢性的に不足していると思われるため、次に大事なことは、足の親指の付け根360°への強い刺激です。
これは棒など使わなくても手の指で挟んでひねるなど、効果的に揉むことが可能です。
それとは別、と考えた方が良いのですが、親指の腹、内側、そして外側、表側、ととにかく親指全体をしごいたりさすったりして、強く刺激することです。
脳に起きる問題はここでの解決となります。
甘いやり方では解決は遅く、親指が真っ赤になったり、本来(できないかも知れませんが)腫れるくらいまで行って丁度良いくらいです。
足裏、親指の付け根、親指全体です。
人によっては、副甲状腺の反射区(親指外側側面)も必要になります。
副甲状腺の不調が毛細血管を収縮させて詰まりやすくしているからです。
お医者さんから、治る見込みのない病気と診断されたら、どうしたら良いのでしょうか。
その言葉は、(西洋医学では)治らないという意味ですから、諦めるのはまだ早いと思うのです。