官足法の便利帖

肩こりと首こり解消法



肩こりと首こり解消法


肩の凝りは、そこを拠点として頭部の色んな障害に育ってゆくのが常で、逆に言うと頭部に問題を抱える人は、肩や首が凝っています。


人が二足歩行するようになって進化しきれていないのが肩と腰で、直立時にかかる負担に十分な強度が不足しているためです。首も元々は前に倒し続けるのには向いていないのです。


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人はパソコンに向かう作業や、家事など様々な状況で、背中が丸くなり、首を曲げています。
そこで、つっぱった筋肉が血行を阻害して、やがてうっ血します。
それが首こりと肩こりの原因になっています。


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ただ、同じ姿勢をする人が100%肩こりになるかというとそうでもなく、凝りができやすいかそうでないかは、体質に拠ります。


体質とは、全身の血行状態と血液の状態を言います。
もし全身の血行が赤ちゃんのように良好で、血液に不純物が少なく、サラサラと流れる人であれば、肩こりになりません。


マッサージ法としては、足を踏めば自動的に刺激できる「僧帽筋」の反射区、足の親指の付け根にあたる「首」と「頚椎」、足の外側側面にある「肩」の反射区を刺激するようにして下さい。
ウォークマット上の色々な突起を上手に使って、足裏以外の反射区も揉んだり刺激することも可能です。


反射区 僧帽筋 首 頚椎 肩


全身の血行を良くするには、
足裏が70%
足首が10%
ふくらはぎが10%
膝裏が10%
という比率で揉む時間を配分すると良いかと思います。
足裏以外は手で揉むことができます。
グリグリ棒、赤棒などのツールを使って便利に行うこともできます。


なぜそこまで血行というものを重視するかについて、ご説明致します。
一般的に多い症状をたくさん持っていらっしゃる方というのは、似たような過程を経て、複数の病気・症状を発症してゆきます。


人は誰でも多かれ少なかれはじめに足裏に老廃物を溜めてゆきます。
老廃物を溜めやすい食事や生活習慣があり、溜まる速度には個人差があります。
靴などの履物によっても違ってきます。
女性は特に、靴はスリムな方がおしゃれという感覚もあって、とにかく足にぴったりか、ややきつめのものを履く傾向があります。
女性に冷え性が多いのはそのせいです。


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やがて足のむくみが慢性化して、疲れがとれにくくなります。
足は心臓から遠く、いつも地面との圧迫があります。
更に靴にも圧迫され、血液中に漂う、排泄前の老廃物が付着して溜まりやすい環境となっています。
足に溜まっていっぱいになると、足の甲、足首、ふくらはぎ、膝裏にも溜まり始めます。
血圧が高くなるのはこの頃からです。
足裏から膝にかけて血管とリンパ管が詰まり、全身の血行は悪くなります。
血液循環が悪くなると、いつの間にか肩こり、首こりの症状が出てきます。
特に背中を丸めて仕事・家事をする時間の長い方ほど、なりやすいと言えます。
腰痛、膝痛、肘痛なども血行不良と職業などによる習慣でうっ血が取れなくなった状態です。


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また、血行不良によって体の細胞の隅々にまで適正な栄養と酸素が行き渡らなくなります。また、回収した不要物や菌の死骸などが排泄されにくくなり、血液に残留します。
体の各臓器に異常が出始めるのはこの頃からです。
特に個人個人の弱点、酷使している器官を中心に早く弱ります。
「胃」「十二指腸・小腸」「すい臓」「肝臓」「脾臓」「大腸」
特に胃腸は故障が分かりやすいのですが、例えば沈黙の臓器と言われる肝臓に至っては、故障に気がついた時はかなりの重症になっていることが多いのです。
臓器は全て関連しあって働いていますから、一つが悪くなれば他も影響を受けます。
胃腸の働きが弱くなると血液が汚れやすくなります。
特に便秘などによって便通が悪くなると、血液を汚します。
すい臓、肝臓、甲状腺などの働きが弱くなると、脂質、たんぱく質などの養分を分解できず残します。
血液中に余分な物質があふれ、重たく、濃くなってゆきます。
負担がかかるのは腎臓で、汚れた血液を浄化して排泄しようとしますが、過労が続いてスローダウンします。
腎臓はこうして血液の汚れから衰弱するのです。
血液はその結果、排泄しきれない老廃物、菌や死んだ細胞の残骸などが、量の超過した栄養分などと一緒になって、ドロドロの状態になり、毛細血管では極端に流れが悪くなります。
冷え性、足のむくみ、慢性の筋肉痛、痙攣(足つり)など、起こるべくして起こります。


首凝り、肩こりが続くと、頭部への血行が悪くなり、頭部での問題に発展します。頭痛、眼精疲労、白内障、緑内障、難聴、耳鳴り、副鼻腔炎、咽喉炎、顎関節症、めまい、ふらつき、自律神経失調症、更年期障害、などの肉体的異常。
不眠症、パニック障害、うつ、自閉症、統合失調症、恐怖症、不安症、いらいらなどの精神的障害。
これらの症状は、頭部への血行不足により起こります。
精神症は脳下垂体への血液不足、酸欠が原因です。


病気へのカウントダウンを早めるのがストレスです。


女性 人物 パソコン 若い  - 写真素材
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ストレスによってアドレナリンが分泌され、毛細血管は収縮し、血圧は上昇、脈拍は増加します。獲物を狩るとき、あるいは敵から逃れるとき、体がすぐに動かせるように、原始から備わった本能ですが、現代ではそれが裏目に出ます。
大抵の病気はこのストレスが導火線になって発症します。
ストレスで最も危険なものが、「過労」「心の悩み」「薬の長期服用」です。
血行不足と血液の汚れが最終的にもたらすものは、血管を固くして動脈硬化、動脈瘤。固くなり血管が詰まって裂ける脳卒中。頭部への血液循環不足が脳全体を萎縮させるアルツハイマーや認知症。
その前に最も避けたい出来事が、「免疫の異常」です。


免疫というのは、免疫細胞の活動で、体に進入した外敵や、癌のように内部から発生する不具合から身を守るシステムのことを言います。
免疫細胞とは、白血球のことで、昼の覚醒時に働く「顆粒球」と、睡眠時、リラックス時に働く「リンパ球」に分かれます。
顆粒球は傷口に侵入する雑菌や、虫刺され、サイズの大きいバクテリアを攻撃します。
リンパ球は病原菌や癌細胞を滅するための組織化された防衛チームです。
交感神経と副交感神経の切り替わりによってバランス良く増減します。
そのバランスが崩れると、多くの難病に発展します。
例えば、睡眠時間が短く、常に緊張のある生活をして、気休めにサプリなどを常用し、何か心にも悩みを持つとどうでしょうか。
その人は交感神経が優位の状態が続きます。
そして、顆粒球が増え、リンパ球が減少した状態が続く訳です。
そうでなくても血行が悪く血液が汚れて見通しが悪く、免疫細胞がまともに働けない状態ができています。
免疫の異常はこうして生まれます。
顆粒球が増えすぎた結果が、無害なものや自分の体への間違った攻撃です。
花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、リウマチなどの膠原病として被害は現れます。
リンパ球が減少した状態が続き、癌細胞の増殖を許す結果になります。
感染症になり、病原菌の侵略を許します。
肝炎、気管支炎、肺炎、腎炎、扁桃腺炎など、体のあちこちに火の手が上がります。消防士役の副腎も弱って火を消し止めることができないのです。


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肩こり、腰痛、冷え症を治すのにまずどうしても必要なのが、足裏を中心に、老廃物を追い出して血行を良くすることなのです。


それが完璧にできて80点です。


あとの20点は悪くなってしまった患部に対する反射区治療です。
血行不足の解消だけで症状が消えることも多々あります。
ただ、治りを早くするため、という意味では各反射区への刺激は強い味方です。


肩こり(僧帽筋、肩)、首こり(首、頚椎)、
特に赤字部分は、足裏ではない部分か、足裏から側面にかけて伸びている反射区です。別メニューでのマッサージを行う必要のある部分です。


長い説明となりましたが、初めは余りあれこれやろうとせず、ウォークマットなどを使って十分に足裏をほぐすようにして下さい。痛みはありますが、必ず取れて楽になってゆきます。その習慣だけでも続けていただければ、反射区を触らなくても症状が消えることは良くあるのです。


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