物言わぬ臓器の声を聞く

扁桃腺とは何か、扁桃腺の病気と原因、その治療法について

扁桃腺


口の中は菌の入り口として最大のものです。
分かっているだけで500種類もの菌が存在し、数億に達すると言われています。


中でもミュータンス菌(虫歯菌)は虫歯の原因となるもので、赤ちゃんの時に感染すれば一生付き合うことになります。他の菌については、人が健康な時ならほぼ無害ですが、ストレスが続いたり、悪い環境の中で生活する内に、気管支に侵入して炎症を起こすこともあります。免疫の網を破ってその先に進んでしまうと、肺炎となる可能性もあり、日本人の死亡原因の4位です。


外から帰ったらうがいをし、朝昼晩と食事の後に歯磨きをする、これで予防は万全だ、と言われても心もとない感じがします。
もしそれで万全なら、肺炎になる人はうがいと歯磨きを怠った人、てことです。


さてそれはともかく、口の中には多くの菌が入り込み、睡眠中には特に繁殖しやすいものですが、黙って体内に侵入するのを許している訳ではありません。


風邪を引くと喉の奥が痛くなり炎症を起こして赤くなります。
お医者さんが良く口を開けて下さい、と言って喉頭鏡を差し込んで喉の様子を診ます。
ちょっと赤くなっていますね、と如何にも風邪の症状だという宣告を受けます。


赤くなる、ということは菌と免疫との戦いがあるということです。
こうした免疫の関門を張っているのが扁桃腺です。
口や鼻から体内に入ってくる菌を防ぐ役割です。


大事な見張り番である扁桃腺ですが、これが弱いと、扁桃腺自体にまで菌が侵入してきて、腫れあがり、食事をすると飲み込むときに痛む、というようなことが起きます。
大抵は病院で出される薬を飲んで治るものですが、風邪を引く度に腫れて痛む、そうでなくても空気の悪いところなど環境によって痛み出すこともあるというのは、いい加減いやになり、これ、取ってしまえたら良いのに、と思ったりします。
扁桃腺の痛みを病院に行けないなどで我慢して放ってしまうと、扁桃腺に膿ができてつばを飲むのも痛い、となり、最悪の状態(扁桃腺炎・扁桃腺肥大)になることがあります。それが抗生物質でも効かないとなると、摘出手術まで考えるはめになります。


しかし、痛いからもう取ってしまって下さい、という気持ちは分かりますが、それを取ってしまうと、免疫の1番隊を失うことになります。
菌はそれこそ体内に侵入しやすくなり、感染症に適した体となってしまうでしょう。
扁桃腺もわざとあなたを苦しめたい訳ではありません。
必死で菌と戦っているのです。
そして何か足りないものがあって、戦力が弱いため、菌に押し負けてしまうのです。
何か足りないもの、それが重要です。
戦場なら、武器も火薬も足りない、と言ったところでしょうか。
これを人体の免疫に置き換えるには、扁桃腺、のみならず身体全体に言えることですが、「血液=酸素」と、「血液の純度」が足りない、ということが言えます。


つまり、血液の循環不足で免疫が戦うための酸素と栄養が足りない。
血液が汚れていて、免疫が正常な活動を行えない。
ということなのです。


扁桃腺も犠牲者なのです。


問題の種はあなたの足に根付いています。


扁桃腺の反射区は足の親指の爪、その下方、指の付け根近くに位置しています。


以前、こちらにお見えになった方が、扁桃腺が悪いことを悩んでいました。
早速足を見させていただくと、両足の扁桃腺の反射区がしこりのように膨らんで、固くなっています。これはまた、分かり易い足だ、と思いましたが、これは扁桃腺が悪いから腫れている、という訳ではありませんでした。


聞いてみると、この方は女性ですが、クラシックバレエをずっとやっていた方でした。
バレエはトウシューズという特殊な靴を履くのですが、この靴で爪先立ちを行う動作が多いために、親指の丁度扁桃腺の反射区あたりにタコができて固くなる方が多いそうです。


反射区というのは、それが対応している内蔵や器官の状態を痛みとして表現してくれます。
しかし、一方通行ではなく、反射区を刺激してコミュニケーションを取ることで、悪くなった患部を治癒の方法に向かわせることができます。逆に、反射区を固くさせることで、対応する器官も悪くなってしまうこともあります。
神経でお互いに通じ合っているものですから、その点では靴選びが重要になってきます。
反射区を固くしない、締め付けない、圧迫しない、擦れて固くなるような靴ははかない、ということが大事です。


とにかく扁桃腺を切除するのは、身体の警備を手薄にすることを覚えておいて下さい。


足裏を毎日しっかりと揉んで老廃物を掃除し、一掃して血液の循環を確保することです。
そして、腎臓の反射区を刺激することで腎機能を活性化し、血液の純度を上げることです。
最後に、扁桃腺の反射区を揉んで(手指でもできる)、扁桃腺を応援してあげること。


痛みを和らげ、炎症を早めに鎮め、永久的に炎症を起こさないで活躍してくれる扁桃腺を作ることは、あなたの生涯にとって強い味方を得ることなのです。


反射区図表で位置を確かめたい方はこちら

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