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血行不良、その10の原因

店長です。


基本に立ち返ってみましょう。


官足法という教訓で大事なのは、


1に血液、2に血液、3,4がなくて5に反射区、ということです。


足つぼ、足つぼ、というイメージなのに何で5番目なの?
それは後ほど。


血行が悪くて、とか、貧血気味で、とか、あたかもそれが体質であるかのように、しかもまあ大したことでもないのだけれど、風なニュアンスで言われたりします。


血行不良だって言われたところで、治す薬はなし、専門医も不在、ということになっています。


この軽々しい出来事が万病の元凶、あなたの体を苦しめる全ての大元締めである、ということを知る人は少ないようです。


ですから、病院に行って、あるいは薬局に行って、時には漢方や鍼灸に通って、という「治療」ではなく「応急処置」に走らざるを得ないのです。


なぜ血行不良は治らないのでしょうか。
それを薬で何とかしようと思うからです。
ジョギングで少しはましになったと自分に言い聞かせるからです。
クエン酸、ビタミン、DPAなど、食で改善できると信じてみたり。
それをしかもサプリメントで。


薬1錠で解決できるなら、こんな夢のような幸運はないのですが。
それがないから困ってしまうのです。


店長、あなたは結局、官足法が全てを解決できると言いたいだけなんでしょう。
とそろそろ言われそうですが、それはそれで問題なんです。
私は薬を敬遠する官足法至上主義者と思われがちですが、もしこの世に、薬だけで根治できる病気があるなら、是が非でもお勧めしたいし、我が家でも常備薬にし、安心したいです。


ところが未だにその夢は叶いません。


結局のところ、この地味な健康法に頼らざるを得ない、というのが正直なところです。


では、官足法の何が問題なのでしょう。


経験者ならすぐに分かります。


「こんなに痛い思いをしてまで治したい病気ある?」
という思いが生じてしまうことです。


そもそも病気を治す、と考えるところにも少しズレがあります。
結果的にほとんどの病気が治るということはありますが、官足法というのは基本的に体質改善法なのです。足裏の頑固な蓄積を排除し、血液をようやく通して全身の血行を復活させるというのが目的。そしてその時点で多くの体の問題が勝手に解決してゆく。


これが経験上得られる答えです。


人間の体にとって、「血行を悪くしている原因」は何でしょうか。


私は以下のように定義しています。


1.足裏の問題
足裏には長い時間をかけて老廃物溜まり、貯まるだけでなく積み重なり、更に硬化して頑固にへばりつき、最後には細かな結晶となって、強く圧迫した時に激しい痛みを感じつようになる。体の他の部分と比べても、足裏に老廃物が集中する理由は、「靴を履いて圧迫・圧縮すること」「地球の引力と自分の体重により足裏が地面と強く接すること」「足裏は心臓から最も遠く、血流が弱くなりがち」ということ。足裏は第二の心臓と言う有名な言葉もあります。足首で脈が取れない方、やばいです。


2.膝裏の問題
それこそ膝裏は第三の心臓、という言葉ができてもおかしくないのでは、と思います。
膝の裏側には膝下リンパ節という大きなリンパ節があり、これがしっかりと仕事をすると、体内を巡る老廃物を集め、マクロファージという巡回細胞に食わせて処理をしているのですが、完璧ではない。老廃物の一部は足裏と同じに、リンパ節にしつこく溜まっていきます。
その結果、膝裏でも血流、リンパの流れが悪化します。するとふくらはぎがむくむ、足首や足の甲がむくむ、ということが起き、あげくの果てに下肢静脈瘤や、膝に水が溜まったり軟骨がすり減ったりして、膝が回らなくなり歩行困難に至ったりします。問題です。


3.鼠径部リンパ節の問題
官足法では膝上10cmまで揉み上げる、という常識があります。
しかし本来は鼠径部リンパ節まで、という考え方だったと聞きます。
太もも・・足の付根前方に位置します。この場所は秘部に近いので、第三者が揉むとなると難があります。(自分で揉むのは問題ありませんが)それでマッサージ対象から除外されているのですが、体の上半身と下半身の丁度真ん中の大きなリンパ節2つ。放置していい理由が分かりません。乳がんでは腋下リンパ節、首から上の問題は顎周りのリンパ節を揉むのがすごく有効であることを付け足しておきます。


4.足の指の問題
問題です。この問題は余り取り上げられていないことが問題だと思います。足が冷える人はウォークマットを踏むだけでは改善しないことがあります。なぜなら、指が固くなっているからです。指は工夫すればウォークマットに当たりますが、普通に踏むだけでは指関節で反ってしまい、良く揉めません。しかも指が硬い(血行が悪い)原因は裏側より指の爪側(表面)にある毛細血管が圧縮されているせいだと考えられます。ぴっちりとした靴を履いていることの弊害です。自分に合ったサイズも含まれます。ひどくなると外反母趾です。
足の指の血流が悪いので、指から冷たくなり常に足全体が冷たいのです。
婦人科系の悩みをお待ちの方はほぼ足が冷たいです。


5.前脛骨筋の問題
多くはないのですが、足のスネ骨の外側にある前脛骨筋が固く、張って、筋肉痛になっている人がいます。決定的ではないのですが、この筋肉の効果も血行不良に一役買っていると思われます。たまにチェックしてみましょう。(赤棒で強く揉めば1週間程度で取れます)


6.ふくらはぎの問題
ふくらはぎは揉みません。揉んでも良いのですが効率が悪いです。
足裏、膝裏をしっかり揉めば、いずれすっきりします。
凝りもなくなってむくみもせず、晴れ晴れします。
ふくらはぎはポンプの役割をして血液を上半身に上げてゆくので、日に30分程度のウオーキングは必須です。


7.靴の問題
靴は履かないのが足にとってベストです。
でも履かないで生活はできません。ならば、靴選びに気をつけることです。
靴は例えピッタリフィットと感じるものですら、足を圧迫・圧縮して足を固くせしめ、血行を悪くします。自分のお気に入りサイズより1~2cm大きな靴を履いてブカブカ感に慣れて下さい。


8.腎臓の問題
直接血行が、というわけではないのですが、腎臓は血液中の汚れ(老廃物)を取り、おしっこにして排泄しています。腎機能は年齢とともに少しずつ衰えて、血液が汚れやすくなるので、血液自体が通りの悪いものとなり、血行を阻害します。
腎臓は冷やすとすぐに働きが悪くなるので要注意です。


9.食事の問題
足とは段々離れてゆきますが、食事の結果が血液に一旦反映されます。ごてごての油もの、甘い甘いスイーツ、高カロリーの肉類などが血液にどう影響するか、これは想像できると思います。必要以上に気にすることはないのですが、程度に気をつけるということです。


10.ストレスの問題
これこそ自己努力しか改善法がありません。
ストレスは動物の「闘争本能」や「狩猟本能」が働くときとと同じで、息が揚がり、心拍が早まり、血管が収縮し、長引けば血管に柔軟性がなくなったり、元に戻りにくくなったりするものです(うつ病系)。隙を見てストレスの原因と縁を切りましょう。


最後になぜ反射区が5なのか、ということに対して。


単に比重の違いです。


反射区は神秘的な効果を発することが多々あります。
反面、いくら刺激しても反応が薄い場合もあります。
あくまでもサポート役として扱うことです。
最初から主役にしてはいけません。


しかし最後の最後に主役を奪う、そんなこともあるのが反射区です。


血行改善の末に起こること、それは、健康体質、健康優良児、一生涯の健康です。
そうなることに一縷の非を唱える人はいないものと思います。
そうなる訳がないと思う人もいるでしょう。
考えは、自由です。


店長でした。


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