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パーキンソン病を治し続けた人

店長です。


ブログに何度か登場した曽根先生ですが、パーキンソン病の方を何人も治したと言っておられました。


官足法であれば、足裏の大掃除はもちろん、別メニューで親指全体を徹底して揉むことや、爪揉みなども取り入れ、食養もおろそかにできないという、かなりのやりこみが必要な治療法になります。


基本的に頭部で起きている問題は、血の巡りが悪いと言えます。
血の巡りが悪いところの血管や細胞はゆっくりと委縮しつつ、固くなる傾向があります。
それが脳に起こった。症状の一例がパーキンソン病。


話は戻りますが、曽根先生の処置法は少し違っていました。
親指ではなく小指をいじるのです。


小指の外側をそっと、あるいはぐっと強くゆっくりと、こするように揉むのです。


実はそれ以前に、小指の外側を揉むと、その人の体全体の健康度がすぐに分かる、ということを教わっていました。
実際に分かりやすいのです。
重症の方ほど、小指をなでると飛び上がるほど痛がります。
それこそ、「この程度で?」と言いたくなるほどです。
力も大して入れていないのに。


くすぐったく感じるくらいの方は健康な方です。
何も感じないのは健康優良。
残念ながら中々そういう方は少ない。
ご自分でも触ってみて、安心してみて下さい。
不安な方は触らないほうが良いのかも。


曽根先生の施術は、整体法のようでそうでなく、マッサージ療法のようでそうでなく、反射区治療の要素もあるのに独自の理屈があったのです。


脳卒中の予備群を見つけるのは簡単で、手の指の人差し指から小指までの中節骨の真ん中を反対側の手でつかみ、少し力を入れてみる(祈りの時の手組みに近い)。そこで鈍く痛みがあれば将来の脳卒中の候補生だということです。
不安を煽るのは好みませんが、これを行うとそこそこの確率で痛みを感じる人がいます。
「痛い!」と叫ぶようなら曽根先生の言葉ですが、「今日明日なってもおかしくない」方だそうです。


4本の指の中節骨は、足で言えば目や耳や頭部や首の関係に近いようではありますが、位置的にはずれていて、反射区であるとは言えない感じなのです。
しかし、何も感じない人がいる一方、痛くて仕方ない人もいる。この違いはたまたまとは言えないと思えます。


曽根先生にはまた、その対処法があって、両手を軽く組み、内側に卵が入るくらいの空間を意識的に作り、両肘を平行になるまで接近させて、そこで腕と手全体を5秒間力む、というものでした。それで簡単に指の痛みはなくなります。
どういう理屈かは全く分かりません。なぜか痛みはなくなる、という現象だけは現実です。
マインドコントロール?非科学的なものを否定するにはこの辺の言葉が適しているでしょうか。


これで当面脳卒中の脅威は去ったということですが、そもそもなってもいない脳卒中が、切迫していたかも分からないのに消えた、ということをどう確認したら良いのでしょうか。
説明のつかないことだからと馬鹿にして無視するのも構いませんが、私なら、一応自分に対してこの変なおまじないをかけてからにしまうね。何も失うものはない訳ですから。


先生はパーキンソン病を治すのに使った技は、先ほどの「小指の外側をこするように強く揉む」ということを施術し、本人や家族にもやってもらう、それを根気よく続けた方はパ-キンソンを克服できた、と仰っていました。先生に届いた数多くの感謝の手紙が先生の成果を物語っていると思います。コピーをたくさんもらっています。


先生は日本全国を飛び回って健康講座を生涯行っていました。元は学校の先生でした。
どこでこれらの技を知ったのかは不明です。
私は腰痛を瞬時に治してもらってその施術に感激し、その後何度も先生の講義を聴いたり、セミナーの先に同行させてもらってりしました。


先生にはなぜか弟子らしき人がいなかったような気がします。いつどこに行くのもお一人でしたから。私は金魚のようにくっついて先生の技をもらおうと目に焼き付けていました。
それが認められたのか、先生が作った唯一の施術の動画DVDを東京駅でもらい、これをできたらあなたのインターネットで広めて欲しいと言われました。


それは今、動画配信(YOUTUBE)で施術ごとに分けて配信しています。


今後のこともあり、先生に連絡を取ろうとすると、先生、行方不明になりました。
電話も手紙もつながらず、知っていそうな人も分からず、事故で急死されたらしいという噂まで耳にしました。先生はまめに手紙や年賀はがきをくれる方だったので私もそうとしか思えません。病死とは考えられないのです。とりあえず100歳まで生きる、という言葉をモットーにして77歳まで積極的に活動されていたのに、残念です。


その後も、子供の難聴を先生に治してもらったことがあり、連絡を取りたいのですが、ご存じないですか、というような問い合わせをもらったり、歩けない母を歩けるようにしてもらった方からの問い合わせなどいくつかもらって、先生の偉大な足跡を感じるばかりです。


プライベートのことは何も知りませんでした。


風のように去ってしまった先生ですが、少しでも先生の功績を残していかなくては、と私も孤軍奮闘しております。


それにしても多くの人の健康をよみがえらせた方っていうのは、どうしてこんなに短命なのだろう。官有謀先生、曽根先生、久保先生(整体の超ベテラン)、安保徹先生(爪揉み・免疫療法)。
そろって80歳に達せずこの世を去りました。


人の影に係りすぎたのかも知れません。


店長でした。



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