健康情報中心に
低血圧へとまっしぐら
店長です。
ようやく待ちに待った夏の始まり。
雲が取れ、強い日差しが窓を通過してきます。
寒いのにこりごり飽きて、暑くても何でもエアコンは使わないと誓う。
そんなこんなで、前から言いたかったのが、血圧。
CMやなんかで、「130超えたらそろそろ対策をしよう」という言葉を聞きます。
もう、呆れて笑ってしまう。
このままいくと、あと10年もすれば血圧は100以下でなくてはならないとまで言うようになるのでは?
実際降圧剤に頼って、血圧100を切って喜んでいる人もいるんです。
そんなに早死にしたいのかなあ、と心で手を合わせてしまいます。
私は若い頃から血圧だけは変わらない。
125前後と、どちらかというと低い方。
官足法をするようになっても変わらなかったので、少し残念な感じさえ抱いていました。
そんな低血圧手前の私に朗報。
130以下が良い血圧だという。
皆さまには悪いですが、繰り上げ当選という訳。
そろそろ都知事選も近い。
そんな馬鹿なというのが本音。
そもそも前から書いてきたのは、もともと血圧は160までOKだった。
それが何の根拠もなしに150までとなり、140までとなった。
はい、その時点で官足法は落選です。
なぜなら官足法で言う血圧の理想の数値は144だからです。
これは今や「いつのまにか高血圧」。
「いつのまにか骨折」に並ぶ新名物です。
血圧上限値が10下がると高血圧の患者が500万人増えると言われています。
消費税を10%上げると国の赤字はかなり解消できるでしょう。
それさえできずにいるのに、血圧は簡単に10下げられる。
今はそれが130はちょっと危ないよ、というつぶやきだけでまあ、200万人やそこら医療と健康食品のお得意さんが増えていることでしょう。
次は、130を超えない対策として、120くらいを目標にしましょうというに違いない。
私は既に目標達成。次には私の数値でも高血圧となるのは、生きている内にあるかも知れません。
入院している重篤患者に起きることでお医者さんが恐怖するのは、急に血圧が下がることです。下がり切った先には心停止が待っています。
では高血圧の何が怖いのでしょうか?
高血圧がもたらすもの。
動脈硬化。心疾患。脳卒中。
確率としてある、という話。すぐそうなるということでもありません。
必ずそうなるとは誰にも分からない。
なぜなら、なぜ血圧が高くなってしまったのか、の答えがないからです。
なぜかは分からなくても、血圧が高い、ということは、体が必要と感じてやっていることであることくらい分かるはずです。風邪を引くと殺菌のために熱が出る。あれと同じです。
ところがその熱も薬でさましましょうという、おせっかい。
それで風邪は長引き、患者のお客様も長持ちするという仕組みです。
必要なのに血圧を薬で下げられた後はどうなるんでしょう。
恐ろしい体の沈黙に耐えられるなら、なぜ高血圧が怖いのか。
病院でふとした検査を受ける。
最も多いのは健康診断。
この時まで日常生活に何の支障も感じず、体の具合の悪い所もなかった。
それなのに、診断で高血圧となると、その瞬間から健康な病人だ。
お薬手帳を渡され、薬をしっかり飲んで記録するよう言い渡される。
さて、もう2年ほど先に診断を伸ばしていたら、もしかしたら何事もなくもう2年は平穏な日常が過ごせたのに、刑期が早まってしまいました。あなたは病人と言う檻の中で西洋式管理のもと、新たな生活を始めなくてはなりません。
6種類ほどあると言われる降圧剤。
見たこともない薬にはなくてはならない副作用があります。
それを羅列すると、飲まなくてはならないのに、聞かなくてもよかった恐怖を感じた、どうしてくれる、ということになるので、興味のある方はご自分で調べて下さい。
ネット上に山のように情報があります。
店長でした。
- 2016.07.29
- 13:17
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