健康情報中心に

30年の経過がもたらしたもの

店長です。


足裏はとても頑丈だ。
だから少々強く揉んだって破れない。
ガンガン揉みなさい。


これが故・官有謀先生の言葉でした。


先生、あの頃はみんな体が頑丈にできていたんですよ。


今は打ち身になったりタコを作ってしまう人が多くなりました。


今は事情が変わったのだと思います。


20年、30年前のご年配の方。
20年、30年を経た「今」のご年配。
同じ条件でしょうか。


答えはNO!です。


そもそも母親が違う。
戦争や戦後の食糧難、そして薬もろくに買えないような生活をしていました。
ご飯は炊飯ジャーでなく、釜で焚いていました。火は筒で吹いて起こします。
洗濯物は真冬でも水洗い。貧乏で狭い家に大家族、などというのも少なくない。
医療が充実してなく、子供が幼い頃に命を落とす。
そして草の根のように昭和を生き抜き、高度成長期を激しく取り込んで大きくなった子供たち。それが、30年前に働き盛りと病気の狭間で苦しんでいた人たちだ。
官足法というものに巡り合って、本当に良かった人も多い。


元々才能が違う。


体の弱かった子や若者は昭和の初期に自然に間引かれてしまった。
だから、病気に対する抵抗は、チャンスを与えれば自然に作動した。
口にするものも質素だったが、自然のものを食べて大きくなった。
今のように異常な清潔への啓発広告もグッズも少なく、泥遊び川遊びで新しい菌たちと触れ合い、免疫情報が体の中で育まれていった。
祖父母が生きていたなら、両親より多くのことを教わった子も多かったろう。
家族が多くて愛があり、幸せだった。
裸足で野山もかけめぐった子供時代がある。
足裏も強かった。
ただ、高度成長の歪によって病気というものに見舞われてしまった。


1945年の終戦の年に生まれた子は、今から30数年前、官先生が官足法を始めた頃にまだ30台半ば。終戦時に小学6年生なら50歳前。それから30数年を経て現在の50歳は昭和40年製。成人の翌年あたりからバブルを迎え、中には無茶苦茶豪遊した人もいるのではないだろうか。


ファストフードやインスタント食品、添加物たっぷりの加工食品、レトルトなど、体に良くはなさそうなものがズラリと店頭に並ぶ。
昔と違いどんな病気でも必ず薬を出され、当たり前のように服用する。
体の弱い子も救える医療技術がある。
好景気の反面、高いノルマなどに踊らされ、絶え間ないストレスにもさらされる。
道路は舗装され、乗り物は改良され、どんどんスピードを出し、階段の代わりにエレベーターやエスカレーターも多くなる。歩く歩道なんてものまで。
ファッションも昔は「おへそ」を出すなと言われ、雷様を脅しに使って、腹かけや腹巻を強制装着されていたのに、へそ出しルックとか言い、ずいぶんお腹が涼しい状態に。
これに扇風機、エアコンが充実してたっぷりとお腹を凍らせてくれたものだと思います。


戦前生まれの50歳と今の50歳、条件が全く違うんです。


そのことを良く理解した上でなら、なぜ今の人がウォークマットを踏んでいるだけなのに打ち身になったり、皮膚が固くなりタコを作ったりするのかが分かってきます。
もう、足裏の造りも違う。昔の人より弱いのだから、対策を打つべきなんです。

足の裏の老廃物や反射区の痛みと、「打ち身による痛み」は質も違います。
打ち身の場合は、ウォークマット踏みをしばらく休まない限り永遠に痛みます。
そして、打ち身になるのを予防するには、まず、夏用の薄めの靴下を必ず履いてからウォークマット踏みをすることです。
それから、足を高く上げず、1cmくらい上げるだけにして、垂直にそっと下におろし、体重を移動します。基本は、そっと位置を掛けながら左右交互に体重を移動する、が正解です。
これなら打ち身もタコも避けられると思います。


但し、これはダメです。
かかとがガサガサしたりひび割れたり、剥けたりするようになった、という相談。
これは老廃物が動く時の置き土産。健康になるための小さな犠牲と思って下さい。
どうしても何とか綺麗にしたい、という思いが強い方は、面倒でも「芋パスタ」を何日か貼ってお休み下さい。一旦綺麗になることがあります。
作り方はタイトル別の店長ブログから探して下さい。


健康素質が変わったことで、以前とは違うのは、治りが倍くらい遅くなったことです。


以前から治す期間の目安は(年齢÷10)ケ月と言っていました。
40歳なら何と4ケ月です。


今の計算式は、


20~50歳までは(50÷5)ケ月、つまり10ケ月が「平均」
60~65歳は(65÷5)ケ月、つまり13ケ月「平均」
66~75歳は(75÷5)ケ月、つまり15ケ月「平均」
75~80以降は24ケ月くらいを目安に改善傾向・改善したことの維持(中には完治)
それも、あくまで目安です。


もちろん今でも画期的なスピードで治癒してゆくスーパーなご年配の方もいらっしゃいます。ただ、宝くじに当たった人をうらやんでも仕方ありません。


腹をくくって、じっくりしっかりと病気と取り組んでいただきたいと思います。


店長でした。




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