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気管支炎からの気管支喘息

店長です。


気管支炎からの気管支喘息。


そうなったのはいつの日か。


はっきり覚えておりませんが、おそらく30代中頃からの10年くらい。


大抵は風邪をきっかけにして発症。


近所で評判の良かった耳鼻咽喉科に足しげく通うが、どんな薬も一切効くことはありませんでした。
(結局は発症しておよそ1ケ月半程で収まるのですが、これは薬が効いたとは言えないでしょう)


私、30年くらい営業職。
(それも、ずっと好きでなくやってましたが、成果はちゃんとして努めてました。)
当然人と話すことが多くなります。
しかし、喘息が起きると、話をすることが儘ならなくなります。
電話でまず訪問アポを取らなくてはなりません。
なのに、電話をかけて第一声、声を出しかけると同時に激しい咳になります。
謝り謝り、要件は伝えますが、今度は客先で咳き込む。
お客さんの方も、何だか病原菌を移されそうで嫌だったに違いありません。
本当に、発作が起きている間は仕事をお休みしたかった。
それは許してはもらえませんでした。
咳で肺が切れて血が出ているような感触もありました。


今思い出しても辛い。
何でそんなことになったのか。


単に免疫力の低下です。
それ以前には血行力の低下です。
更にそれ以前には、「靴は履いている内に伸びるのだから、最初はきつくてつらいくらいの物を履くと、長持ちする。」という母の教えを大人になっても守っていたことです。


これが私の場合には、花粉症と万病をすくすくと育んだ原因になった。


もちろんそれを後押ししたのは、仕事上の強烈なストレスです。
ある程度職が長くなり、ベテランの域に入ってくると、新人を育てる、という役目も出てきます。そして新人たちを養うために、より大きな売り上げを性急に求められます。


すると何が起こるか。


自分の本位とは違うことが求められます。


新人のちょっとしたミスでも頭ごなしにガミガミ言うことを要求される。
社を離れれば、心をこめて優しく教え直すこともできたが、社内では、そんな生ぬるい教育をしろと誰が言った、ということになる。


新人は大抵数か月でやめていく。
その理由を正せ、と言われる。
でも、言われなくても理由は分かっている。
あんたのせいだ、と言いたいが言えない。
優秀な新人ほど早く辞めてゆく。


客に対してもいざとなれば文句を言ってこいと言われる。
やっていることはやくざまがいだ。
怒鳴り散らして手本を見せる上司。
私は人間としてどうなのか、と思い続けていましたが、しょっちゅう本位と全く逆のことをしなくてはならない。
しかも生活のために辞めることもできない。
一人公園で泣いたことさえあります。


当然そんなストレスが体に良い訳がない。
持病は毎年のように一つ一つ増えてゆく。


疲れたこころが見るのが悪夢であれば、疲れた体が見る夢が病気である、と言った人がいます。私もおかげで沢山の夢を見ていました。


もっとそれ以前の話。10年近く勤めた最初の会社をやめて入ったソフトウエアの会社では女性の社長です。


入ったその日から高度なことを要求されました。


いきなり、それまで使ったこともない、マッキントッシュのPCを、3日くらいでベテラン並みに使いこなせ、という。そうしなければ仕事になりませんと。


そして英語とは縁がなく生きる予定だった私に、いきなり外国に電話してセールスをしろという。
家で慣れないセールス原稿を作り、Q&Aまで想定して、それを反復したり、但しその内容が果たして通じるのか、そもそも私はQができたとしてもAが聞き取れるものだろうか、と悩みました。


翌日会社に行く、何とか電話をかけてみる、もう、心臓は早鐘のようだ、緊張はピークに。
女社長は黙って聞いている、当然初体験の電話は散々だ。
あんた、無様だわ、本当に大学を出たの、とそうくる。


会社、1週間め。
会社のエスカレーターの前に立っただけで、心臓の脈が速くなり、止まらない、という現象が起き始める。女社長の赤い、ベッタリした口紅を見ると吐き気がしてくる。
たった2週間しか持ちませんでした。


今となれば、くだらない思い出です。
私自身の未熟さもあります。
人間はどうあるべきか、考えが及びませんでした。
今は、しっかりと分かります。
心に正直でないという状態は、間違いなく病気の始まりです。


つらかった気管支喘息は、ウォークマットを踏むことと、最後は足の甲の「胸部リンパ腺」というところを強烈に揉むことで克服することができました。


因みに、この作業(胸部リンパ腺の反射区マッサージ)、痛いどころの話ではなく、毎日、気絶寸前です。
息を止め、歯を食いしばり、体をカチカチにして行います。
数秒しか保ちませんから、止めては行い、止めては行い、を繰り返します。
切腹と言うのはこれに近かったのだろうか。
でもこれは死なないし、血も出ない、まだ、幸せだ、と思ってやりました。


結果は開始からほんの8日目に痛みが消えると同時に喘息も止まっていました。
以降15年、発作は起きていません。


これってやはり今でも奇跡だと思うのですが、こんなことを当たり前のように実践してきたのが官足法なんですね。


お見事としか言いようがないです。


店長でした。


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