健康情報中心に

官足法に足りないもの 其の五

店長です。


官足法に足りないもの第5回。


足りないものだらけじゃないの。
いえいえ、足りないものを掘り出してゆくことも大事です。
それに、足りないものを指摘すればするほど、官足法の良い点が際立ってきます。


それで、第5回(最終回)は、官足法の足りないもの、党首。


政治でいうと党首の不在。会社で言うと社長の不在。学校なら校長の不在です。


まとまりに欠けています。


何よりも、データが整理されていません。


官足法、30年以上も続く健康法、ということは、官先生が日本に来た時から始まった訳ですから、これは明白です。本の初版は1986年8月6日。これだってもう29年経ってます。
その間にいったい何人の人が官足法を始め、何人の人が健康を取り戻したのか。
どのような病気がどのくらい治ったのか。
それは相当なものでしょう。
でも実際のデータはほとんどありません。


色んなところで指導されてきた官足法ですが、中央データベースがないのです。
あるのは口伝えとほんの一部の本に記された事例のみ。
あとは官足法本部が毎月発行している冊子に書かれた体験記くらい。


近頃では、ユーザーの間でネット上に話題交換しているサイトもあるので、そちらの方が生の声が聞けて良いかも知れません。


私も人のことは言えません。
私のPCには今までお客様とメール交換してきた、悩み相談とアドバイスのデータが、ざっと見積もっても数千ページの量で残っています。同じ方から何十回もメールをいただいた例も少なくなく、それぞれのお客様のお名前を付けたファイルに時系列でひとまとめにしてあります。その間に改善していった症状のことなども生々しくたくさん書かれており、これが公表できたら、凄いことだろうけれど、そんなことを一々お客様に了解を取っていたら仕事になりません。お客様の方も相談しづらくなるでしょうし。


事例データが圧倒的に少ないにも関わらず、信じて始めようとして下さる方もたくさんいらっしゃって、本当に有難いことです。


私のお店だけでも、月に300~400名の方が官足法を知り、取り組んで下さっています。
年間なら4~5千名もの方が官足法を始めている。凄いことに思えますが、それでもまだ知名度の低さは相変わらずです。


このやり方は誰かが革命を起こすまで、当分続くのでしょうね。


官足法に足りないもの。
統一された情報です。


官足法では腎臓が肝心かなめ。反射区に位置も当然大事。
にも拘わらず、いまだに正しい位置が統一されていません。
反射区の図表にはいまだに、腹腔神経叢の中。
もう、そんな位置にはないことは分かっているのに。


ウォークマットを踏んだらどうせ当たるから、ということなのですが、う~ん、私は嫌なので、新反射区図表として正しい位置を書いたものを販売しています。
もちろん、本部の監修も受けております。


問題は、一部でしか正しく見せていないことが、いまだに続いていることです。


官足法に足りないもの。
少しづつ更新されてゆく新情報や知識の集大成がないことです。
官足法もまだまだ発展途上の技法です。
日々、新しい技や新しく分かった対応法などが生まれています。
生まれているはずです。


携わるもの全てに情報が流れれば素晴らしい完成形を目指せるのに、現状は発展途上。


これは批判ではありません。もったいないな、ただそれだけです。


官足法に足りないもの。
足裏に棒を使いたがることです。
これによって自我流で足裏を揉み、腎臓の反射区の上などにパチンコ玉のようなタコをつくって1年くらいは放置するしかない、という状態の人を過去に3名見ています。その手前の方となると大勢になります。
固くなってきたから余計に揉んだのです。最後はカチカチです。反射区としては機能しません。
このようなことが起きているのに、足裏を棒で揉めという。
力も足りないし、加減もしてしまうし、時間もかかるし、それに足裏にタコまで作ってしまう。指導する方の配慮が足りていないのかな、と思います。それか経験不足なのか。
新しい指導者も右に倣え、となるので、タコ好きの人がまた増えてしまうことでしょう。


官足法に足りないもの。
それは親身になっての説得です。


痛みと対峙することを、見世物にすることがあります。
特に、講習会で良く起こります。
テレビでタレントが痛がる様子を面白おかしく。
でも現実でやってはなりません。
痛みは恐怖になり続かないからです。


かと言って、痛みを避けるように指導してもいけません。
結局、痛みとは正面から向き合う以外ないので、痛みを嫌う方には説得が必要なのです。
ウォークマットに毛布を掛けてはいけません。
分厚い靴下もダメです。
前に進みません。
病気も良くなりません。
足湯で解してから行うと多少は楽。
でも痛くない、ということは当初は決してありません。
数か月もすれば楽になってきます。
それまでは我慢するか、やめてしまうか、どちらかです。


少しづつ慣れるようにするのが一番長引く苦痛です。
初めからどんな形でもゆっくりでも良いからウォークマット上で20分足踏みをする。
最初にやりきることさえできれば、この人は最後までやり切れる。
痛みの最大値を経験することであとは下り坂を下りることになるからです。


官足法に足りないもの。
それは、足で時間が止まっていることです。


鼠蹊部はどうでも良いのかしら。
体のど真ん中に位置する最大のリンパ節。
上下半身のリンパ交通の要所ですよ。
ここが痛むという人もいます。
それで免疫力の低下があったなら放置はできません。


また、脇の下のリンパ節は乳がんの女性にとって揉むべき必須の場所です。
そして直接しこりの周辺を揉んで血液を集め、癌を処理できるように少しでも持ってゆくこと。
手遅れにならないよう、こうした指導もして欲しいと思います。


また、首が問題、という意識をどれくらいの人が持っているでしょう。


首を冷やすことが頭部の問題を重くする、神経症になる、甲状腺、副甲状腺の機能を狂わせる。さあ、子供なら、成長が止まることもある。


特に、夏場が心配です。
エアコンという魔物が首にまといつくからです。


甲状腺が腫れたようなバセドウ病ならば、直接甲状腺を揉むと治りが早い。
甲状腺の裏側にある副甲状腺にも好影響があることでしょう。
花粉症対策にもなるはずです。
自分で揉める唯一の内臓が甲状腺と副甲状腺です。
これを利用しない手はありません。


そして顎の周りに点在するリンパ節。
これを小顔マッサージと言って軽くマッサージするのが小顔リンパ。
そうじゃなく、もう少し強めに揉むことで、首周りの血行に影響を与えることができる。


結局膝上10cmまで、というマッサージ法は、そこで限界が来てしまっていると思うのです。


それは官足法ではないので、他を当たって。
何て言わないで下さいね。発展途上なんですから。


店長でした。


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