健康情報中心に
統合失調症への道のり
店長です。
人間は考え、悩む動物です。
心配しなくてもいい先のことを憂えてしまう。
仕事にストレスはつきものと諦めている。
快適な居場所であるはずの家庭内でさえゴタゴタが起きることもある。
そして人には2通りのタイプがある。
神経質な人とそうでもない人。
神経質だと自分でも実感しているくらいなら、その人は神経系の問題を抱える素質のある人だ。決して脅すつもりはありませんが。
それに加えて・・・
責任感が強い。
手抜きができない。
真面目。
抱え込む。
自分だけで問題を解決しようとする。
今までご相談を受けてきて、こんな人が神経症の候補者に近いのかなという実感があります。
そしてストレスがあっても生活の為に逃れることもできない。
以前にも「うつ病」というのは憂鬱になる病気ではない、というお話をしたことがあります。(前回のブログとも内容がかぶってきますが)
それは、何か一つのことがいつまでも気にかかる、どうでも良いことが一つ、脳裡から離れない、などの予兆から始まります。
人間には逃走本能と狩猟本能という相違う本能が生まれつきあり、どちらの場合でも体が固くなり(筋肉が硬直し)、心拍数が増え、血圧が上昇、血管が収縮する、と言う現象が起きます。このような体の変化を操作しているのが脳の下垂体(脳下垂体)と言われています。
下垂体は体全体のあらゆるホルモンの分泌を影で指示(各刺激ホルモン)している場所でもあり、とにかく多忙。女性の場合なら、生理の運営まで仕事が増える。
ストレスに反応するのも下垂体であり、最も仕事の変化の多い部門であるから、常に新しい酸素が補給されていなければならない。
高山病のように、急激に酸素量が減って一番にへこたれるのもこの下垂体だ。
心拍が上がり血圧が上昇、気力が失せ、気分が悪くなり吐き気やめまいに襲われる。
正に自律神経失調症の症状の集大成となる。
しかし、普通の生活条件内においては、下垂体は緩急を自在にしているのが正常。
それがいつの日にか、「緩」は緩のまま、「急」は急のまま解けにくくなる。これが「うつ」。
「躁」は躁のまま、「鬱」は鬱のまま、とういうのは正にかつて躁鬱病といわれた所以です。
現在は双極性障害という名に変わりました。しかし、少なからず「うつ病」も双極性はあると思われます。なぜなら、この2つは違う種類の病気ではないと思うからです。
うつ病→パニック障害→統合失調症、という風に、出世魚のように名を変えますが。その種類はただ一つです。脳の障害、特に下垂体の機能がおかしくなった結果だと思うのです。
事実、そうでないなら、官足法を試みた、親指など反射区として効きそうなところは全て揉み続けた。そのような人がうつを克服できた例がたくさんあること自体、偶然の積み重ね、ということになると思うのです。
朝方、特に症状が強く出る人がいます。
最も気温が低くなる朝方です。
首が冷え、体温が低下、血圧も下がり、条件が悪くなっているのです。
不整脈なども出やすいのが朝方。
てんかんの発作なども朝方が多い。
最近はこの朝方症の方には、起きたらまず顔を洗う前に「熱いお茶をゆっくりと飲む」ことを推奨しています。
そうすることで喉の奥が温まり、その熱が下垂体近くまで伝わるなら、周辺の血行もアップするはずと考えるからです。
事実、それによって朝方の症状が減った方もいますから、あながち当てずっぽうではないと信じております。
就寝前に沸かしたお茶を魔法瓶などに入れ、朝起きたらすぐに飲めるように準備しておくと良いでしょう。
如何に下垂体に豊富な血液を送り込めるか、というのがこれらの病気の焦点になるはずです。忙しい器官にはたくさんの血液(酸素)が必要です。
空気の薄い高原でマラソンすると息苦しくなるでしょう。
それと同じことが下垂体にも起こる、という風に推察します。
官足法ではやりませんが、顎周辺のリンパ節のマッサージも効果があるのでは、と考えています。以前、「扁桃リンパ節」という顎の裏側にあるところを強くマッサージをして、瞬時に難聴を改善させる名人がいました。いびきなどもこれで克服できるそうで、理由はこれを行うことにより頭部の必要な器官にたくさんの血液を送り込めることだそうです。
理屈よりも結果がそれを証明していました。
ウォークマットをしっかりと毎日踏み、親指全体を苛め抜き、首を如何に冷やさずに真夏を乗り切るかの工夫を絶やさずにいれば、いつかは克服できる病気。
何をしても首を冷やすと何にもならない。
特に冬より夏の方が何かと首を冷やすことが多くなります。
最後にアドバイスすると、首から上の病気は、首から下の病気より治癒に時間がかかるということです。そういう傾向がある、でも構いません。
中にはあっさりと克服してしまう人もいますから、持って生まれた体質、環境、生活、食事などによっても大いに違いが生じることでしょう。
そして、頭部周りの病状に関しては、その前に立ちはばかる壁を打ち砕かなくては改善を見ることは少ないと思います。
肩の凝り、首の凝りです。
これが頭部への血行に大いに支障となっているはずです。
よくよく調べてみればこの凝りというのは既にふくらはぎ辺りから繋がっているはずです。
ふくらはぎ、腰、背中、僧帽筋、そして首にまで繋がっていなければおかしい。
揉んでも凝りが消えることはありません。
それは血行が悪いという病気なのですから。
- 2015.05.26
- 11:48
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