健康情報中心に
足は健康の鏡であり鍵でもある
店長です。
ブログの方は長期不在の状態で申し訳ありません。
久々となります。
お客様が個人指導教室にお越しいただくことがありますが、足を見させていただく時に、必ず見るところがあります。
それは足の爪です。次に指の皮膚の色と状態。そして最後に指を触った時の体温です。
爪の色が悪かったり、変形していれば間違いなく血行状態の悪い足です。
爪は特に、足指の爪側表面を通る毛細血管がしなびると色も形も悪くなります。
すなわちそれは足全体の血行が悪いのです。
黒ずんだり変形した爪は、指の表面(つけね~爪の生え際まで)をこぶしでゴリゴリしごいていれば、徐々に良くなってきます。
指の皮膚の血色が悪いのも同様です。
そして、そのような指は握った時に、ひんやりと冷気が伝ってきます。
長年蓄積させてしまった足裏の老廃物が邪魔をして、指先にまで血液が十分届きません。
ですから、指だけしごいていれば良い、というものでもありません。
やはり、原点に戻って、足裏の大掃除をすることをお勧めしております。
足裏が砂漠化して、指先は枯れ、血液の川はくるぶしあたりで硬い岩盤に遮られ、くるりとUターンしてしまいます。ふくらはぎは渋滞して水がたまり、夕方にはパンパンにむくむ足です。
だから、むくみを取りたくてふくらはぎばかりを一生懸命に揉んでも無駄です。
引いても一時的なものですぐ元に戻ります。
足裏と膝裏、これがむくみと冷えの元凶です。
ふくらはぎのトラブルはそのままお尻~腰~背中~肩~首へと連鎖して頑固な「凝り」を作ります。こうやって病気への免許が交付されます。
冷えもむくみも病気ではなく、現象です。
但し、立派な病人候補です。
病気になるのをただ黙って待っている人の多いこと。
やはり、事が起きてからでないと中々あわてる気がしないものです。
足の指と爪をさっと見て、手で触れるだけなので、先生、他のところも見て下さい、と言われるのですが、もうそれだけで十分です。
冷たい足を温かい足に変えて下さい。
血色の悪い足が、お酒を飲んだり運動をすると真っ赤になるような足に変えて下さい。
そうなればあなたは健康と長寿への資格十分です。
あえて調べるなら膝の裏、ここが硬いと足がむくみ、足裏に次いで血行を阻害し、高血圧の原因にもなるものです。
反射区を触って、痛みがあれば問題がある、と思う人が多いですが、老廃物の痛みと反射区の痛みは違います。まして足揉み歴浅い方であればほぼ全て老廃物の痛み、その奥に反射区の痛みも隠れているかも知れませんが、判別できません。
足揉みサロンに行って、「ここは肝臓の反射区だから、肝臓が悪いんですよ」と言われました、などと聞くと、そのまま行けばあなたは病気の巣にされますね、とからかったりもします。私ならあなたをどんな病気にでもできます(笑)。
大事なのは血行力の回復です。
血が足りないから冷える。
血が足りないから免疫も足りない。
血が足りないから酸欠になり細胞が委縮する。
血が足りないから必要な物資が必要なところに届かない。
ほら、こんなに大事。
加えて、腎機能の回復です。
へたった腎臓が当たり前、ではいけない。
最強の腎臓を目指しましょう。
そのためにここでやっと反射区が重要になる。
でも大丈夫。
腎臓は足裏土踏まずの真ん中(かかと寄り)にある。
ウォークマットを適当にバタバタ踏んだら当たる。
老廃物の大掃除をしながらの一石二鳥。すること6ケ月以上・・・・痛みもかなり楽になってきた・・・・
その頃からもし腎臓病までいった人は、角の突起一つだけを腎臓に当て全体重を乗せて踏み込むこと。
あまりの激痛に悲鳴をあげたなら、それだけ希望があるということです。
神経が繋がっていて、良かったと思って下さい。
腎臓は血液の汚れを取る器官、というのはご存知ですね。
腎機能が十分でないと血液に汚れが残る。
血液に汚れが残ると毛細血管で詰まる、血行を阻害する。
血液に汚れが残るとそれが体に付着して残ることがある。
血液に汚れが残るとアレルギーの対象になることがある。
血液に汚れが残るとクレアチニンが高いと言われ、病院に捕まる。
ほら、これも大事。
そもそも、結石や頻尿、尿たんぱくの原因にもなる。
(だから膀胱炎は膀胱だけ治そうとしても無駄です)
大変失礼なことかも知れませんが、病院で横たわっている重病患者さんの足を見ると、死期の近い人が分かります。
足はその人の健康状態を表す鏡であり、健康への扉の鍵であり、不健康への始まりでもあります。
良く言うことを聞かせ、痛みに耐えてもらいましょう。
店長でした。
P.S.
ずいぶん前に了解をいただいたまま、掲載していなかった体験記(バセドウ病)があり、本日「体験記のコーナー」にUPしました。是非こちらにも目を通してみて下さい。
- 2014.10.27
- 12:48
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