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リンパ節 そしてリンパマッサージ

店長です。


大きいものがいくつか曲がるところにあるのです。





リンパ節です。


他にも全身で600~800個あると言われています。


曲がる内側にあります。
表でないのは、保護が目的です。
そこが大事だからです。


それぞれ
膝窩(しっか)リンパ節
鼠蹊部(そけいぶ)リンパ節
腋窩(えきか)リンパ節
と言われています。


直接触れることができます。
ぐにゃっとして柔らかいです。


節というのはターミナルステーション(中継地点)です。
全身のリンパ腺を通してリンパ液が集まってきます。


血管の状態が血液の流れとリンパ液の流れに関わっているのと同様に、リンパ管もリンパ液の流れと血液の流れに密接です。老廃物を運ぶ役目もあります。
つまり、老廃物を溜めてしまい易い管でもあるのです。
ですから、官足法では膝上10cmまで、と、特に肝心な鼠蹊部と脇の下、首などのリンパ節を切り捨てているのは、若干ではありますが片手落ちの所があると思います。


乳がんや胸周りの免疫疾患なら、脇の下の腋窩リンパ節を揉むのはとても有効です。
鼠蹊部のリンパ腺を揉んでみて、痛いや気持ちいいの反応なら、上下の肝であるこのリンパ節を良く揉んで通しておくべきかと思います。


頭部の問題、たとえば難聴や耳鳴り、いびき、口内炎、花粉症、眼精疲労等々の問題であれば、扁桃リンパ節や顎下リンパ節、耳介リンパ節などをご自分で揉めれば揉んで欲しいものです。


ここですこしだけ扁桃リンパ節の揉み方を書いておきます。


扁桃リンパ節は顔を正面に向けて耳の穴を真下に降りていった所です。
ちょうど顎骨の出っ張りがあるところで、その裏側にあります。
親指で刺して突き上げるように揉むしかなく、それこそ上手に当たればすごく痛いです。


揉み方は、親指の先を下から上に突き上げ、当たっていると感じるところで、親指をグリグリと動かして揉むようにします。(爪は切っておいて下さい)
当たる位置さえ分かれば揉めます。かなり痛いはずです。
時間は長くできません。本気でやればせいぜい10秒くらいでしょうか。
正しく行えば顔が真っ赤になるほど痛いはずです。
自分でやる時はなかなかそこまで強くできないでしょうから、30秒くらいを目安で良いでしょう。両顎のリンパ節を同時に行うのが効率的です。


顎、首の周辺には多くのリンパ節があり、扁桃リンパだけが特殊ということでもないと思いますが、耳や鼻に位置が近いということがあると思います。
耳の近くには耳介前と耳介後のリンパ節もあり、中耳炎など耳に関する症状には有効かと思います。


扁桃リンパ節は難聴には即効性がありました。いびきや鼻炎、耳鳴りにも効果がありました。
おそらく耳から鼻にかけての血行が促進されるのと、免疫の強化に一役買っているものと考えています。


腋の下と鼠蹊部のリンパ節は揉みにくい場所でもあります。
官足法の道具であれば、赤棒、G棒などをうまく使うと良いかと思います。
電動のマッサージローラも有効なのでお勧めすることがあります。


リンパマッサージというのは、リラクゼーションを求めるものではなく、管、特に節の詰まりを無くして全身の循環を良くするためのものでなくてはなりません。その為にはどうしても痛みは伴うものです。なぜなら、痛いからこそそこが余計に詰まっている証拠なのです。


是非真の意味でのリンパマッサージをご自分で習得して下さい。


店長でした。

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