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健康になるとはどういうことか
店長です。
健康になるというのはどういうことでしょう。
そんな風に考えたことはありますか?
人は本来健康に生まれて健康に育つはずのもの。
この世に病というものがなければ、健康、という言葉も存在しないでしょう。
何の不運か神様のいたずらか、あるいはその方の何か使命ある運命なのか、そんなことは知るべくもありませんが、生まれたときから身体に欠陥があったり、病弱に生まれる子供もいます。
ということは、健康自体は完全に平等ではないということになります。
では幸いにして「子供の頃は健康で元気だったなあ」と回顧できるあなたはどうでしょう。
あなたは健康になる素質のある人です。
正しくは「健康に戻る可能性のある人」だと言えます。
食生活が、環境が、習慣が、心の持ちようが、身にまとうものが、運動量が、学業や仕事のストレスが、本来元気に100歳を迎える資格のあるあなたの寿命を減点方式で縮めているのでしょう。
そして誠に申し上げにくいことなのですが、病気になって病院に通うことが、更にあなたの寿命を削ることさえあるように思います。
薬剤で、化学治療で、あるいは手術によって救われる人はいくらでもいます。
日本の優れた医療技術があるからこそ、日本を長寿大国にしたのです。
しかし、長く通院しても成果が上がらず、病院を変えながらあれこれと化学療法を試しても病状が好転しなかった方はお気の毒です。これから先、さらに薬害、副作用による報復が待っているかも知れないのです。
最終手段として
「この方法を試したらあなたの病は治せるかも知れないが危険も伴います。」
「成功の確率ははっきり言って五分と五分です。」
あなたならどうしますか。
不謹慎な言い方ですが、サイコロを振って「丁」が出るか「半」がでるか。
どっちが出るかは神のみぞ知る、でもあなたはその博打に命を賭けようとしています。
当たればこの世の天国負ければあの世の天国。
放っておいてもどうせ駄目なら人生の最後をギャンブルで締めくくる決意をしますか。
あなたが「お腹や頭が痛くなった」「意味もなくめまいや動悸が出る」などの異変は何が原因でしょう。病院で診察を受ければある程度の予測はしてくれるでしょう。
時には何回も精密検査を受けて、何か奇特な病名が明らかにされることもあるでしょう。
あなたのおしっこに泡が出るのは「ネフローゼ症候群」です。
あなたのお腹の痛みは「腹膜偽粘液腫」によるものでした。
あなたのめまいは「メニエール病」から来ています。
それって、何か恐ろしい病気なんでしょうか。
と不安になってしまいます。
ネフローゼ症候群というのは何かの菌ですか?
遺伝的なものとか?
誰も知らない闇の中から忍び込んでくる悪魔のようなものですか?
先生、どこからそんなものが来たのですか?
私には身に覚えがありません!
まあ、そうでしょう。
病気とは身体が悲鳴を上げることです。
見た目には分からなくても水槽の酸素が足りなくなると金魚は水面で口をパクパクしています。
病名というのは身体の悲鳴の声の質や大きさ長さ、聞こえる位置、頻度や周囲との関係などから特定されてゆくものです。
似たような声質、似たような場所から聞こえていても、全く違うものだったりします。
これは、例えで言ってます。
金魚は苦しいけれど声は出しません。
あなたは苦しいなら苦しいと訴えることはできます。
でも病気の声はあなた以外の人間には聞こえません。
あなたは金魚が水面でパクパクしているのを見て、これは病気かもしれない、何の病気だろう、とは思わないですよね?
金魚が可愛いなら、まず金魚を温度差のない他の水のなかにそっと移し、水槽を洗い、新しい新鮮な水を入れ、カルキを抜いたら金魚の好む温度に水を温め、そっとまた移し変えてあげませんか?
金魚はまたそれだけで元気に水槽を泳ぎ回るようになりました。
でもまた水は汚れるかもしれない。安心できません。
あなたは水槽に「濾過装置」を取り付け、時々はやはり水を取り替えてやり、水槽に水草やちょっとした遊び場所を作ってやり、ストレスを軽くしてあげることもあるでしょう。
これが金魚でなくデリケートな熱帯魚なら尚更です。
大きい水槽なら「濾過装置」以外にエアーポンプも付けることも必要でしょうし、水温を一定に保つヒーターも必須です。水槽の底には砂や小石を敷き詰め、糞を分解するバクテリアも水の濾過に一役買います。水槽を緑に保つには、照明も付けて、光合成をさせなくてはなりません。
熱帯魚によってはストレスにも弱く、複数の仲間を一つの水槽に入れたために、ストレスでやせ細り、死んでしまうこともあります。縄張り意識が強いものも多いのです。
あれ?なんで金魚や熱帯魚の話?
そうそう、あなたの身体も観賞魚と水槽の関係に似ているのではないかと思うからです。
水中に酸素がなくなれば金魚は窒息して死にます。
あなたの身体には60兆個の金魚がいて、血液が届かないと酸欠して死にます。
数が多いために1匹2匹死んでいても分かりませんが、人間の身体の細胞は日に10万個死んでいるという説もあります。それでも気づくこともできないレベルです。
これは、何度でも言いますが、血行が何より大事、ということです。
永遠不滅の健康の要です。
水槽の水は濾過装置をつけて浄化しておかないと糞や食べかすに悪いバクテリアや菌が繁殖して観賞魚の病気の原因になります。
人体ではこれを行っているのが「腎臓」です。
血液の濾過装置です。
血液が汚れることはあちこちで詰まりが起きる原因、そして万病の根源になる訳で、この器官は2個あるからと言って安心はできません。常に注意を払っておくべきものです。
「正常の範囲」に惑わされてはいけません。腎臓は100点満点が健康にとって理想なんです。腎臓は熱帯魚と同じで繊細なもの、ストレスや冷え、過労(アルコールの飲み過ぎなど)、薬など異物の襲来、生活習慣の乱れなどによってすぐに機能を落としてしまいます。
やはり健康でいたいなら、腎臓にとって良い環境を与えていられるかどうか、常に注意して生活する必要があります。
え~、面倒くさい、私には無理だ。
では何か重篤な病気になってからでも遅くないので、是非腎臓を大切に。
ところで、官足法の話、一つも出ませんね。
血行を良くし、腎機能を活性化させるためにあるのが官足法。
たいていはそれで勝手に病気も治るはずなんで頑張って下さい。
まあ、雑な言い方をしてみましたが、真理です。
反射区にも手伝ってもらえばまず9分9厘、治せない病気はないと考えております。
官足法、官足法と言ってきましたが、官足法のサイトなんで仕方ないことです。
良く官足法を信じていただいて、一生懸命足揉みに精出していただいて下さる方、沢山います。信じていただいて本当に感謝します。そして私が感謝されることもあります。でもそれはあなた自信の努力で治したこと。私は単にアドバイスをしただけですと言います。
実際その通りなんですから。
でも一つだけ問題を感じることがあります。
官足法だけで全てを解決しようとお考えの場合です。
若い頃のあなたはどんな男子・女子でしたか?
大抵は今より元気、元気一杯、持病もなく、老眼もなく、足も速く、皮膚はパンと張り、物覚えも良く、少々のことでは疲れが残ることもなく、学校の休憩時間は走り回って遊んだり、お腹がすいてお腹一杯食べて、それでいて太らないで、風邪でも引かない限り、健康に気を配るなんてこともなかった。仲の良い友達もいた。先生や親に良く面倒をみてもらい、助けられた。新鮮にあふれ、楽しいこともたくさんあった。
もちろん誰にでも当てはまることではないですが、全てが当てはまらない、なんて方はかなり希少だと思います。
30歳、40歳も過ぎた今、全部無くしたもんだ。
そして色々と持病持ち。それも年々増えてゆくみたい。
で、官足法を知ってこれに賭けてみようと思った。
それはそれで良かったのではないかと信じております。
ただ、だからと言って、食事は偏食、脂や糖分を好み、アルコールを浴び、移動はいつも車、運動なんかしない(忙しくて暇がないなどと言い訳)、年取って厄年で更年期も来て私なんかもうだめではないのかとネガティブ思考が定着し、友達もなく悩みを一人抱え込み、根が真面目なために手を抜くこともできず、ストレスがストレスを呼び、パソコンの前で1日奮闘、最後に陽を浴びたのはいつか、何て生活してたとしたら、どうでしょう。
健康というのは綺麗な水槽のなかで生き生きと泳いでいる金魚を見ているが如く、その人の暮らしぶりを見れば分かるもんだと思います。
あなたは人の目から見て、鑑賞に堪える金魚でいらっしますか?
すごく健康な生活をしている人ですね、と言われたことがありますか?
やはり健康は若かった頃のように、身体から失われたものの一部でも取り戻してゆくのが本来の形だと思うのです。
そのためにはもう一度、筋力をつけてゆきたいものです。
筋肉がつけば基礎代謝も上がります。
疲れにくくなり、生活の範囲が広がります。
ふくらはぎが丈夫になれば、血液のポンプとなり、循環を良くします。
そのためには誰にでもできる、「歩く」ということから始めてはどうでしょうか。
陽の光を浴びればビタミンDも作られ、免疫力を上げると言います。
日焼けがいやなら、手のひらを紫外線に当てるだけでも良いそうです。
エレベーターやエスカレーターは使わず、階段を好む人になって下さい。
ラジオ体操も宜しいようです。
食事も大事です。
食事はあなたの身体を作っている命です。
悪い食べ物は悪い身体を作り、良い食べ物は良い身体を作る。
容易に想像できます。
そして、本来動物であるあなたの身体は、自然界にあるものを摂ることで生体を維持できるように設計されているはずです。ですから、人工的に作られたもの、加工食品、化学添加物、サプリメント、そして薬、などはきれいに処理できる能力は持ち合わせていないかも知れません。だって、薬の注意書きを見たら、それこそ山のような副作用が候補に挙がっているではありませんか。風邪薬一つとってもそうです。
そもそも風邪を引くのは免疫力の不足からですが、それで熱が出るのはそれでも身体が必死で戦っている証拠です。それをわざわざ薬で熱を冷まそうというのですから、敵に味方するようなものです。昔は、風邪を引いたらじっと布団に横になって、熱を出して一杯汗をかいたら早く治ると言われていました。実際そうだと思いますよ。薬であっという間に治ったなんてことがあったでしょうか。風邪を治したのは薬ではなくあなたの身体の免疫力です。熱が出るのは熱で敵を弱らせ、その間に免疫に退治してもらうため。邪魔してはいけません。あなたはつらいので、暖かくして水を飲んで動かずに寝ていること。
これ以上の風邪の治療法はありません。
さて、最後にどうしても病から脱却できない要素について、いつもどうしたものかと悩むことがあります。
ネガティブシンキングに満ちた方のことです。
疑り深い。
自信がない。
性急に結果を求め、日々一喜一憂する。
好き嫌いが激しい。
外出を好まない。
何でもかんでも溜め込んでしまう。
何でも人のせいにする。
すぐに悪い結果を想像する。
自分は生まれつき病弱だと思っていたり、遺伝だからしょうがないと考えている。
真面目すぎて手が抜けない、神経質である。
意思が弱くて、すぐ他のことに目が向く。
人の言うことを気にしすぎてすぐに決意が揺らぐ。
自分だけは特別だと思いたがる。
という傾向をお持ちの方は、特に難しいところがあります。
官足法だけやってりゃあ、病気なんて何だって治る、と官足法の創始者・官先生はおっしゃいました。そうです、私も信じております。実際大勢、官足法で救われる奇跡を見てきました。
ただ、血液の循環を正し、血液の質(純度)を良くする、という官足法の手段は大成功ですが、それはまだその人に「健康になる土台と資格ができた」ということだけなのかも知れません。
暴飲暴食で偏食もして、生活は不規則で乱れ、ネガティブ思考でストレスだらけ、歩いたり運動するのは億劫でやらない、おまけにキッチキチの靴やハイヒールでおしゃれもしたい。
そんな人でも官足法だけで大丈夫?
私はNOだと思います。
私は、健康というのはその人が吸う空気、食べる食物、飲む水、そして身体の出来具合(「血行」と「血液」、そしてそれ以外に「筋肉」)が基本となって、身体と精神が嫌がることを極力少なくし、喜ぶことを増やしてゆくことが自然の摂理として必要だと考えています。
この内の、「血行」と「血液」が官足法の担当部署なんだと思います。
だから、全てではない。
官先生御免なさい。
色んな方からのご相談で色々とお話する内に、治りやすい人、治りにくい人がいることが分かりました。その理由を「個人差」だけで解決するのは無理がある気がしています。
もし宜しかったら、天国からでもアドバイスを下さい。
ということで、店長でした。