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癌と遺伝の関係

いやあ、取ってしまいましたねえ。(ちょっと話題が遅いですが)
ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんの話です。


店長です。


びっくりしたんです。本当に。
%だけでくり抜いちゃうなんてこと、あるんですね。


乳癌の発生予想率が分かるなんて医療の発達には相変わらず目を見張るものがあります。
iPS細胞には未来に大きな期待を抱かせてくれました。山中伸弥教授、有難うございます。iが小文字なのは流行のiPodをイメージされたから、というこの辺の柔らかさからも、研究の発想の豊かなこと、想像できます。


それは余談でしたが、アンジェリーナさんは、遺伝的に検査を受けたところ、乳がんになる可能性は87%、卵巣がんになる可能性は50%だったそうで、そのために乳房の中を除去してシリコンで補填されたことを自ら発表されました。その勇気には敬服しなくてはなりません。彼女は最初、恵まれない孤児を養子にしたり、とても優れた人格の女性ですから、しっかりとしたお考えがあってのことでしょう。


ただ、何となく思えてしまうことは、母親からの遺伝での乳癌を気にして予め取ってしまうというのは、例え87%の根拠がすごく確かなものであったとしても、早まり過ぎてないのかなあ、ということです。(今回は官足法をすればいいのに、という話をする気は全くなく・・・ただの感想です)


癌というのは早期発見と早期治療が有効ということは誰でも知っています。
それなら、何もとっとと手術で切らなくても、月に一度検診を受けるとかして、それができた瞬間に手術を受ける、でも良かったのでは?という疑問があります。
もちろんそれが悪い、と言う気はなく、選択としてベストだったのか?という疑問なんです。


健康な身体の一部を将来不良になりそうだからと言って切り捨てることに妙な違和感を感じてしまうのです。


未来に起こりそうなSF小説のネタを思いつきます。
それは、生まれてきた赤ちゃんとか、ある程度の年まで育った青少年を、遺伝子やら現在の嗜好やら何やら色々検査して、この子が将来重犯罪を犯す確率が90%を超えたら処刑されてしまう、というものです。何と理不尽、読んだ人を不快な気分にさせるでしょうね。


卵巣の50%も、既にご実子も3人いらっしゃるので、取ってしまうかも・・・それはやめて欲しいですけれど。


「子宮」「卵巣」「乳房」「前立腺」「睾丸」「陰茎」「腎臓(1個)」「副腎(1個)」「胃(全部もあり)」「腸の一部」「肝臓の一部」「肺臓(半分)」


何を列挙しているかというと、取りあえず切除してしまっても、不便はあっても生きてはいける範囲にある内臓さんです。実際腫瘍が出来てから切り取ってしまう例はたくさんありますので。


で、将来これらの臓器が悪性新生物に侵される可能性が分かるようになったとしたら、場合によってはまだ健康な身体の内部がすっからかんになるまで切除することも可能・・・ということになるのでしょうか。まあ、それは悪く考えすぎですが。


癌は遺伝なんでしょうか?


私の父親は肝臓がんで亡くなりました。
私の叔母は甲状腺がんで亡くなっています。
本来なら私も肝臓が気になって健康診断の度にハラハラしていることでしょうね。


癌は誰にでもどこにでも発生する可能性があるものであり、免疫不全の賜物であり、その人の身体の中で特に弱いところを根城にして育つものだと私は考えております。


遺伝的な因果関係があるとするなら、父母や祖父母を癌で亡くしている、その部位が乳房なら先天的に乳房が弱い、肝臓なら肝臓が弱い、だからいざ免疫の抵抗力が落ちたときに、真っ先に狙われる場所、として考えています。


だからこそ、常に最高の免疫力を維持することに力を注ぐべきではないのでしょうか。
風邪すらも引かないなら、強い免疫の持ち主です。
一晩風引きで咳をコンコンしている人の傍に寝て何ともないなら、免疫に自信を持って下さい。


逆に免疫がなくなるっていることは、普段そこら辺中にいる雑菌の何か一つにでも侵されて重篤な症状に陥ってしまうことさえあるのです。


癌の発生が高確率と予想できる部位をあらかじめ切除する。


切除したらそこはもうなくなったので癌にもならないでしょう。


他のところはどうでしょう。


生涯無事だとはどこにも書いてありませんでした。


取りあえず確率の高そうなところを切っておいた。


というだけの話に見えてしまうのです。


それよりも、私しょっちゅう風邪気味で・・・なんて言っているあなた。
あなたこそ検査の前に、何か免疫力を上げるために備えておかねばならない人だと勝手ながら診断させていただきます。風邪の延長に癌発生あり。なってからでは遅いですよ。


店長でした。

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