健康情報中心に

なぜ足揉みは痛いのか

店長です。


足を揉んだくらいで病気が治るだろうか、いや、あるはずもない。


もし機会があればお医者さんや漢方医の先生、鍼灸の先生にでも聞いてみて下さい。
今巷では痛すぎる足揉みがブームで、足揉みがデトックスになり健康になれると言っていますが、本当でしょうか?と。
応えは99%、そんなものは気休めです、やめておきなさい、と答えが返って来るでしょう。


では先生、足を揉んだら痛いのは何でですかねえ。
それは老化です。年を取れば身体は固くなって当たり前。足もそうだし肩や首も凝るでしょう。
それを強く揉んだら誰だって痛いでしょう。


・・・的な会話が聞こえて来そうです。


私は免疫学で有名な安保徹先生の書かれた本を愛読しておりますが(とても参考になるので)、ある機会があり書をお医者さんに見せたことがあり、すると「こんなのは余り良い本じゃない。」と一喝されてしまいました。安保先生でもだめですか、そうですか・・・


でも想像してみて下さい。
何で足裏を強く揉んだとき(例えばゴルフボールを踏んづけてみて下さい)、こんなにも痛くなってしまったのか。小さいお子さんに踏ませてみて下さい。何ともないでしょう。
(まれにそうでない子もいますが)


官足法の官先生は、子供の頃平気で裸足で歩いた川原のジャリの上を、大人になってから歩いてみたら痛くて仕方がない、これはどうしてなんだろう。それと自分の病弱が関係あるんではないだろうか。そう思ったのが官足法を生み出す一つのきっかけになりました。


人間の血液の中には外から取り入れる人体に必要な物質(酸素や栄養、肝臓などが体内合成するもの)と、排泄するだけの不要な物質(二酸化炭素、尿素、細胞や細菌の死骸、乳酸のカスなど)とが混入しています。それが体中をぐるぐると回っています。
「排泄するだけの不要な物質」とは、老廃物と言います。
これらが何かのきっかけで身体の中のどこかにくっついて離れなくなる。
それが主に血管を詰まらせ、圧迫し、柔軟性を失わせるのです。
「血行が悪くなる」とは、そういうことではありませんか?


血行が悪くなっても悪いことはない、あなたの病気とは何ら関係はありません。
というお医者さんがいるでしょうか。
是非聞いてみて下さい。


日本の偉人の一人、細菌学の野口英世医学博士でさえ、「全ての病気の原因は酸素不足にある」、と名言を残されています。酸欠とはつまり、血行不良のことです。
また、ノーベル賞受賞者であるドイツの医学博士オットワールドも「ガンの発生は酸素欠乏症によるものだ」と発表しています。


では血行不良を治す薬を飲むと良いです、なんて、それができたら苦労はしません。
血行不良を根治させる薬なんてないんです。


改めて、足の裏は強く揉まれるとなぜすごく痛いのでしょう。
普通に歩いたり、ハードにジョギングしているときでさえ何ともないのに、ちょっとツボ押しの先生がこぶしでグリグリっとしただけで悲鳴を上げなくてはならないのか。
官足法のセミナーで一人一人体験させられることがありますが、悲鳴に絶叫、怒る人までいる。涼しい顔をして、黙って施術を受けれる人などほとんどいません。
「先生!あ!痛い!」と叫ぶから「私に会いたいって?今会ってるじゃないですか。」などと先生にギャグを飛ばされ会場に笑いが起こることも。


なぜこんなに痛いのか。
初めは小さな老廃物の気まぐれな付着がありました。
小さな付着が次の付着を招きます。
そしてまた次、次々に同じところに集まってきます。
街中でも見かけますね。
一つのごみが感染したかのように拡大してゴミためを作っている場所。


足の裏は人体でも環境の悪い場所です。
まず、立って歩けば必ず圧迫を受けてしまう。
靴を履けば知らずと締め付けをくらって窮屈になる。
心臓から遠くてなおかつ重力に逆らう折り返し地点である。
寒い冬ともなれば、冷えた地面の冷気を受けて、冷たく鈍くなる。
夏は夏で靴の中でむれて時には水虫の温床となってしまう。


そんな場所ですから余計にです。
くっついた老廃物は次々に集まって、それが歩行によって踏み固められ、血管の内側などにしっかりと張り付き、どんどん大きく固くなってやがて結晶のようになってしまうと想像できます。道路に張り付いて取れなくなったチューインガムのカス、あれを想像してしまいます。それがもっと石粒のようにまで固くなったものではないでしょうか。
それは1ケ所に留まらず、足裏全体に蔓延してゆき、足は彫刻のように固くなり、冷たくなり、血液は必死で通ろうとする、でも一部はかなわずに足首あたりでUターンしてしまうものもあったりする。血液を強く押し出そうとして心臓に負担がかかり心臓が肥大したり故障もありうる。
高血圧の80%は、足裏や膝裏を揉みまくって治りますから(根拠はないが単に実績のみ)、そこのところは、単純に老廃物が足裏や膝裏で血管を圧迫して摩擦を起こしていたと官足法では考えています。医学的根拠だけが全てではないと思います。


さて、足裏をかっさばいてその老廃物の結晶たるものを摘出した人はいませんから、どんな形状や色をしているものかは分かりません。ただ一つ言えるのは、足裏に万病の原因がある(=血行不良=細胞の酸欠が万病の原因)とするのは、とにかくほとんどの病気が足裏いじめに徹することで治っていったという無数の実例が30年も繰り返されてきたという、事実にもとづくものでもあります。


老廃物の形状、分布の仕方、成分の特徴など、科学的な研究者もいないので良くは分かりませんが、存在自体は触って分かることがあります。


足裏にしこりがある(揉んで分かるもの、中には表面にまで浮いて見えるものまで)。カチカチのもの、コリコリしたもの、ぎゅにゅっと柔らか気味のもの、様々です。強く揉むとジャリジャリ(音がするくらい)することはしょっちゅう。
これを強く揉んで揉んで細かく砕いて組織から引っぺがして小さな粉末にまで切り崩し、ようやく血液に戻って排泄させることができます。
それには半年から1年はかかる。
数十年かけて溜めてきた汚れです。
1年で取れるなら良しとしましょうよ。


老廃物がきれいになくなったら、確実に分かることが最低一つあります。
もう、誰に足を揉まれようと、ゴルフボールを踏んで立とうと、痛くなんてありません。
ジャリの上を軽く駆け抜けても平気です。
これがかつて、ちょっと指圧の先生に揉まれただけで、ひいっとなった自分の足なのか、と不思議な感慨にふけることでしょう。


・・・だから何だって言うんですか。
そんなことをしても血行が良くなるなんてことはありません。
ましてあなたのその深刻な持病が治るなんてあほらしい。
医者に言われたとおりにお薬をちゃんと飲んで、効かなくなったら場合によってはささっと摘出してしまいましょう。それで楽になれます。


と言われますよ。
病院の先生に相談したら。
でも、薬が悪だという気はありません。
それで治る人も沢山います。
神がかり的な手術で死線から帰る人も沢山います。
まして、足揉みは外科の領域には敵わないのです。
大やけどしたり、大怪我をしたりして、のんびり足を揉んでる時ではありません。
すぐにも外科の先生に助けを求めましょう。


官足法というのは外科を除く内科系の問題において、提案されてきた一つの仮説にもとづく健康法です。反対する人や信じない人はたくさんいます。
でも、選択肢の一つとして、何かしら良い事かもしれないから、と思って記憶に残しておいても損はないと思います。
副作用がない。そこが薬とは大きく違う点です。


官足法でも若石法でも良いのです。


あなたの足裏が痛いのはなぜか。
時々思い出してみて下さい。


店長でした。


(参考)

外反母趾対策に良いと思われるものです。以下ご参考まで。

店長ブログ

官足法の便利帖

お客様の声

店長ブログ


カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 電話受付終了

いつもご利用有難うございます。
火曜木曜土曜日曜祝日は、電話応対営業及び商品の発送業務はお休みさせていただいております。また、お電話によるお問い合わせは基本的に平日の午前中のみとさせていただいております。午後は不定期となりますのであらかじめご承知おき下さいませ。(メールは随時お返事を致します)

ページトップへ