健康情報中心に
くも膜下出血
店長です。
元globeのKEIKOさんが「くも膜下出血」で倒れたというニュースが流れています。
30代から発症し、女性に多いとか。
あなたに狙いをつけていつか突然襲って来る悪魔のような病気。
それまで何も気づかずに、そうした兆候も特に目立ったこともなく、突然が~んときて意識を失い、そのまま帰れないこともあるのですから、怖い。
つまり誰でもなる可能性があると報道されていました。
(c) shin|イラスト素材 PIXTA
怖い病気には違いないが誰でもというのは間違いで、そうなる準備ができている人がなる。
(と私たちは思う)
そして、ならないことが分かる人には分かる。
安心してそのようなニュースを傍観できる。
なりそうな人も分かる。
なりそうな人はすぐに手を打って兆候を消してしまえばいい。
そうすれば傍観組の仲間入りだ。
良く考えてみるとくも膜下出血は病気とは言えないのかも知れません。
たった一瞬の出来事であるし、その後は無事に病院で血を抜いて健康に復帰するか、少し不幸なことになるか、とにかくあとは外科的な治療に依存するのですから、ほとんど事故のようなもの。
自転車のタイヤがいつパンクするのか。
チューブが古くなって傷んだりしたままガタガタ道を走っていると早くパンクするかも知れない。
チューブに空気を入れて膨らましている時にパンクするかも知れない。
パンクしたら自転車は使えない。
でも無事修理を終えたりチューブを交換すればまた元気に走る。
(c) puppy|イラスト素材 PIXTA
表現はちょっと不謹慎さもあるかも知れませんが、似たようなことが脳内の血管に起こっていると考えると分かりやすいかも知れません。
くも膜下出血の親戚は脳出血。
被殻出血、脳幹出血、視床出血、小脳出血、皮質下出血の5人兄弟。
本当に医学は凄い。
いっぱい病気を見つけることができる。
それぞれにどんな事情があるのだろうと考える。
そして色んな事を研究し、実験し、推理し、検証し、無数の可能性をたぐる。
肝心かなめのことは分からない。
それがなぜ起こるのか。
遺伝。食事。嗜好。ストレス。環境。ウイルス。突然変異。色んなことを考える。
それが凄い。もの凄い根気と努力だ。最先端の技術と知識を駆使して。
それなのになぜ原因が分からないのだろう。
私にはそれが一番不思議に思えて仕方がありません。
さて、そうした病気もたった一滴の薬で治る日を待ってはいられないのが今を生きる私たちです。
非科学的と言われても古人の知恵にでも頼りましょうか。
(c) 遺跡マニア|ストック写真 PIXTA
頭部に微弱な虚血が続いて、脳内やくも膜下の血管が固くなり、劣化している人はなぜか指が痛い。
手の指(人差し指~小指)の第一関節から第二関節の間を強く挟むと痛いのです。
この方法は他の項でも何度か紹介していますが、足の指でも実は同じなのです。
ただ、手の指と違い第一関節から第二関節の間が狭くてはさみにくい。
だから足よりも神経反射の鈍い、手の指を使ってなおかつそれでズキっと痛いのであれば、本物、と分かるのです。
脳の血管に異変が起こる人は全身の血管に異変が起きているので、頭部だけをケアしても無駄なのだということを、事が起こる前に気がついた人は幸運な人だと思います。
しっかりと全身の血液の流れと質を、日頃から平常にしておくこと。
ただ、それだけのことだと思います。
店長でした。
(c) IYO|ストック写真 PIXTA
- 2011.10.27
- 12:30
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