健康情報中心に
水虫と白癬菌、水虫治療は実は簡単?
店長です。
水虫。
足が不潔?
それは関係ないようです。
足の中が不潔?
それは言えるかも知れません。
水虫は白癬菌というカビの一種が足の皮膚に根を張ること。
栄養を吸われて皮膚がボロになり、かゆい。
できる場所によって陰金(いんきん)、田虫(たむし)、白雲(しらくも)などとも呼ばれます。聞いて気持ちの良い名称ではありませんよね。
白癬菌さんの好物は皮膚の近くにある老廃物です。
血液のカス。これにたかっているのです。
アリが砂糖に群がるようなものです。
(c) mana|イラスト素材 PIXTA
さて、皮膚のしたに老廃物を溜めてなければ白癬菌さんは寄り付きません。
食べ物がないのですから生きられません。
官足法をやって足裏を揉んでいじめている人は水虫になりません。
かつてそうであってもならなくなります。
ああ、そうか、踏んでいる内に白癬菌さんのエサもなくなっちゃったんだ。
そう思って大丈夫です。
そもそも血行の良い足裏には老廃物も溜まらないのです。
靴を脱いで風通しを良くして、足を蒸らさないように・・・というのは水虫の予防法ですが、この中でも良いのは「靴を脱いで」というところ。
靴が足を締め付け、血行を阻害していることが老廃物を溜めて白癬菌の溜まり場となってしまう理由なんです。
(c) V-MAX|写真素材 PIXTA
でなければ足を蒸らした人は全員水虫になっておかしくない。
通気ももちろん大事ですが、空気よりも血液を通すことの方が大事です。
白癬菌さんを抵抗無く迎えてしまう、毛細血管の枯れようも問題だったので、毛細血管といえど勢い良く清らかな水が流れていたなら、白癬菌もたじたじです。
さて、爪にできる水虫はちょっと手強い。
指の付け根のところから指の先まで、真っ赤っかになるほど揉んで、ザラザラの老廃物を取ることが大事だし、爪の周辺爪の下にまで溜まったザラメを揉み出ししなくてはなりません。
(c) ㎡k|ストックフォト PIXTA
もし水虫になってしまったら。
それは薬を塗るより、「ビワの葉のエキス(※1)」をガーゼに染ませて患部を拭き、「ビワの葉のパスタ(※2)」をガーゼに包んで貼り付けておけば1週間もすればなくなります。
爪や指の股にできる水虫、体の他の部分にできる水虫もこれで退治することができます。
あとは、足の裏を良くマッサージして、二度と水虫に侵されない体質に変えてしまいましょう。
靴はできるだけ脱いで。
履くなら1~2サイズ上のものを。
それが水虫のみならず、あらゆる病気から体を守るためのスタートです。
店長でした。
(c) 赤城 一人|画像素材 PIXTA
※1)ビワの葉エキス
古いビワの葉を刻んで35度のホワイトリカーにたっぷりと入れて3~4ケ月置くとできる。
ネットで販売もしているので完成品を入手することも可能ですが、作り置きしておくと使い道が多く重宝します。
※2)ビワの葉パスタ
ビワの葉をすりおろしして、小麦粉(と少量の水)でよくこねて混ぜ、ペスト状にしたもの。殺菌力が強く、吹き出物ややけどなど、用途は多い。
(c) 田舎の写真屋|ストック写真 PIXTA
生命力にあふれ、解毒・浄化作用に秀でたびわの葉。
果実の種にはアミグダリンという成分が非常に多く含まれ、癌さえ消滅させる力があると言います。
- 2013.08.28
- 14:07
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