健康情報中心に
足を揉むことの意味
店長です。
足を揉む意味は二つあります。
一つは足裏の掃除です。
主に足裏。
血液のゴミが排泄されないで溜まったものです。
結晶化してそう簡単には取れてくれない堆積物です。
レントゲンを撮ると、足が真っ黒に写ります。
びっしりと、ゴミ。
このままだと血液もリンパ液も足裏でつっかえて循環しません。
足の側面側にも甲にも足首にも、そしてふくらはぎ~膝の裏。
そういったところにも溜まっていますが、足裏がひどいのです。
(c) GOETHE|写真素材 PIXTA
ゴミを取って血液を循環させて血行が良くなれば体は酸素に恵まれる。
栄養も隅々に届くようになる。
だから健康になってゆく。
しおれた植物が水を得た時のようです。
そこで終っても良いくらいです。
でも既にあちこち元はと言えば血行不良の酸欠が原因で、それにストレスや生活の問題が加算されて、病気の巣になってしまった、というそういう方のために、神経反射区を利用する方法があります。
二つ目は反射区への刺激です。
一つ目を省略して反射区で病気を治そう、というのは、ありでしょうか?
反射区への刺激だけで病気が良くなることは、あります。
反射区への刺激は、先ほどの血液循環奪回作戦に続いて、大きな力になります。
健康を志す方にとって。
ただ、それだけで良いのか、というと、それはノーです。
根本的な問題が解決していないからです。
反射区刺激によって、悪いところが回復したとします。
しかし折角回復したけれども、血液循環が良くなっていません。
また酸欠が襲ってきて来た道を後戻りすることになります。
体のどの部分が悪いにせよ、そうなったのは血液が悪かったのですから、血液を治さなくては何も解決したことにはなりません。
植物が太陽の光と水で生きるなら、人は新鮮な血液と血行で生きるものです。
それを証拠に血液を全部抜き取ってしまえば、人は死んでしまいます。
いや、もう1/3抜いた時点で失血死してしまいます。
(c) kei|写真素材 PIXTA
とにかく健康になりたいので足もみをしたいけれど、横着な性格だし、反射区の位置もなかなか覚えられないし、手は疲れるし、時間もかかるからなかなか続かないよ。
と思う方も多いでしょう。
そうして先人が知恵を出して、何も考えずただ乗って足踏みをすればいい、それだけでゴミはつぶせるし、主要な反射区も同時に刺激できる。自分の体重が指圧になるから手もどこも疲れない。めくら滅法に踏んでいれば勝手に当るから、あとはとにかく日に1度、20分でいいから時間を作って頑張りなさい。痛くても我慢して踏みなさい。
そうやってできたのが、ウォークマットⅡです。
肝心かなめ・・・あるいは肝腎かなめの言葉の通り、肝臓、腎臓、心臓は内臓の中でも大きな役割を持つ器官。沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、正常であれば半分以上切除しても再生するほど強い臓器です。それを悪くするということは、他の器官もかなりボロボロ。無事なはずがないのです。
少なくとも、腎臓、肝臓、心臓という肝腎要(かんじんかなめ)は足裏に反射区があります。良く踏んで毎日たっぷりと刺激できていれば、ゆっくりと息を吹き返してくれるものです。
同時に足裏からごみが逃げていって、血液がきれいになれば、一石二鳥という訳ですね。
そしてそのゴミを消化して排泄するのが、腎臓、輸尿管、膀胱、という訳です。
だから官足法では、まずそれを良く揉みましょう、とかなりくどく言っています。
因みに、反射区を刺激するだけが目的であれば、反射区の位置を間違えず確かめた上で、棒などの先端を強くじっと押し付けるだけでも良いのです。手も疲れるでしょうから、30秒くらい、押しておきましょう。びりびりと痛いくらいで丁度良く、汗も出てきます。
足裏が痛いのは、固くなったゴミが押すことによって細胞組織を刺激するためです。
この痛みと、反射区に問題がある時の痛みを混同してしまい勝ちですが、違うものです。
ウォークマットを踏んだ時に、足裏全体がどこもかしこも痛い、だから私は内臓全部悪いのね、というのは少し違います。まず、ゴミが当って痛いのです。ゴミが取れてくると、本当に痛いところが出てきます。それが反射区の痛み、ということ。腎臓が悪ければ腎臓の反射区が痛みます。びりびりと、鈍い、粘着質の痛みです。
腎臓が健康になってくると痛みも何にもなくなるから不思議です。
さて、官足法も色んなやりかたがあり、もちろん器具など使わなくてもできるし、工夫次第です。要は足裏のゴミをこそぎ取り、反射区をビリビリと刺激して健康を取り戻す、という理屈が分かっていれば良いのです。
あれこれ考えずにすぐにぱっぱとできるのは何?
と言われればお勧めはやはりウォークマットⅡで、何も考えず毎日ザクザクと踏んでいれば4ケ月もすればかなりのゴミも取れて、痛みも相当軽くなるでしょう。
適当にやっていてもしっかり反射区刺激もできています。
何がしかの症状が残ってしまった場合には、反射区のポイントで仕上げをすることが必要になることもあります。しかし、基本を充分にこなせていれば、あとは下り道です。
辛いのは足裏が痛いと感じる数ヶ月の上り坂。
やってみる価値がどれほどあるか、やってみた人にしか分かりませんが、お勧めすることに私は何の衒いも迷いもありません。
是非、あなたもありえないほど健康になって、本当だったんだなあ、と笑って下さい。
店長でした。
- 2011.05.27
- 09:34
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