健康情報中心に

3月19日(土)

店長です。


余震にしても原発の危機にしてもまだ脅威が去った訳ではありませんが、時間は確実に過ぎてゆき、生活の波は押し寄せてきます。
被災地で家屋や家族を無くし、避難生活を送る被災地の方々が1日も早く復興して心の安らぎを得られるまで、人々は今できることを行うしかありません。


狭い避難所で寒さに震えながら、乏しい支援物資を待つしかない、被災者の方々へ。


今を乗り越えて元の暮らしを取り戻すまでには長く辛い道のりもあると思いますが、希望を失わず生きていっていただきたいと心より願っております。


その被災地に救援にかけつけて活動しているボランティアの方、自衛隊、消防隊の方々へ。
本来自分もその場にいてはならない理由もありませんが、色々とやむを得ない事情もあり、あなた様がたにお任せしています。心からお礼申し上げます。


いずれにしてもお体には充分気をつけていただきたいと思います。
最後の資本は自分の体、その体は健康でなくてはなりません。
辛い時間を乗り越えてようやく平穏を取り戻したのに、床に伏せていたのではあまりにも残念です。


何もない、場所もない、器具もない、薬も医者もない、体もろくに動かせない、という状況で体の健康を維持してゆく、あるいは今かかえている問題を少しでも改善するためにできることが一つあります。


足の指を揉むことです。
そして手の指を揉むことです。
それには二つの意味があります。


指先は揉むことで血液を集めます。
血行を促進する効果が出てきます。
続けるうちに指先を中心に暖かくなってきます。
血行を維持・促進するのは指先を揉むことが小さな動作でできる最善の方法です。


もう一つは爪の周辺に集まる神経束、脳神経につながる神経反射区の存在です。
健康のために手の指の爪揉みを推奨する安保徹先生が提唱する免疫療法は、効果を実感した人たちの間で広がっています。
官足法でも、足の爪の周辺を揉むことで、特に脳の障害、神経症、不安症、目や耳の病気、首から上のあらゆる病気を改善できることを身をもって経験しています。
特に災害による心労の途にある被災地の方々に、何とかお伝えしたい健康法です。


座って、ただ、指を揉むだけ、あるいは揉んであげるだけ。
それだけでも随分体は温まりますし、免疫が働きます。


病院にも行けずに熱を出してしまったお子様にも、指もみをしてあげて下さい。
小さなお子様であれば、足も小さく柔らかいはずですから、足裏全体を良く揉んであげて下されば、熱が引くのも早いはずです。


それは動物であれ同様です。
ペットの病気は足を揉んであげることで良くなった事例がたくさんあります。
被災地であれば人の病院も厳しい状況の中で、ペットのことともなると更に厳しいでしょう。それでもペットは大事な家族の一員です。もし病気になって観てもらえる病院もない、という状況であれば、ひたすら指を揉んであげて下さい。
後足、前足、どちらでも良いのです。
それで助かる可能性は充分にあります。


足を冷やしてはいけません。
一番冷えるのが指先です。
雪山で遭難したときに凍傷で切断することになるのはいつも足の指です。
人は足の指から冷え、足の指から病気になり、足の指から気力を失います。


足の指が揉めなければ手の指でも代行できます。


せめてこのメッセージが被災地の方の一人にでも届きますように。

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