健康情報中心に
官足法の新年会にて
2月になりました。
店長です。
先週の土曜日に官足法の新年会に参加してきました。
目黒のホテルでおよそ40数人が集まり、にぎやかに楽しく、かつ真面目に行われました。
集まりは、実際に官足法で患者さんを指導したり、足もみの道場を行っている方々です。
指導員さんが自らの経験や研究から、独自に開発された反射区のマッサージ法を発表したり、隠された反射区の位置をお披露目したり、グッズの上級者用の使用法など、充実した内容の勉強会。
官足法ニュースでお馴染みの医師・文隆雄院長の講義「認知症について」。
そして立川らく朝氏を招いての健康トークと健康落語。
懇親会のエンドまで都合9時間の長丁場でしたが、充実した内容でした。
私のちょっとしたパソコン勉強会を余興とした後、12時より勉強会が始まりました。
私が特に今回注目したのは、「膝関節」の反射区の、最大に効果を発揮するマッサージ法。
実際に膝の悪い方もその方法でどんどん治っているというから、改めてすごい。
それと、「心臓」の反射区が実は外側(小指側)に向けて広がっているということ。
親指の爪の生え際は脳神経への反射エリアであり、視神経、聴神経、味覚神経、嗅覚神経など、首から上に障害があり、反射区で改善しない方に勧めたい、ということ。
爪の生え際全体と、それこそ爪の上から揉むのが正解のようです。
また、「腎臓」の反射区は揉み過ぎて硬くなる人がいるという事実。
その場合のもみ方がまたユニークでした。反射区の硬くなった所というのは、「貝が蓋を閉じた」のと同じ状態であるということです。従って、上からいくら揉んでも、硬い貝の殻が邪魔をして柔らかくなってはくれません。むしろどんどん硬くなる。
このような場合は、グリグリ棒の先端を傾斜45°にして、反射区の横から差し込んで「貝の蓋をこじあける」要領でぐっと差し込む。これで貝は少しずつ開いて、やがて柔らかくなるそうです。
その微妙な手当て法、マッサージ法を言葉ではお伝えできないのが残念です。
官足法は、「いつでも、どこでも、だれでもできる」、「安全で、安価で、副作用のない安心の」という、至上の健康法ですが、大きな欠点もあります。
「痛みの克服」と「やる気の継続(根気)」が不可欠だということ、これは第三者がどうにもできない問題で、全て自分で実行する方の強い意志によるもの。
痛みに挫折したり、途中で根気を失ってしまえば、そこで終わりです。
ところが、その「痛み」の問題を、いやがる方に少しでもマイルドに、かつ効果を発揮できるような揉み方を、日々研究なさっている指導員さんや先生方がいらっしゃる。
頭が下がります。
多くの方の経験と努力で、官足法は今でも進化しているのだなあ、ということを強く感じました。
最後に、会で知り合いました男性の方の、克服された病症のお話がすごかった。
この方は、「てんかん」をお持ちで、かつて車の運転中にてんかんを起こし、制御不能になり、何度も事故を起こしたそうです。良く良く命も残ったものですが、官足法と出会い、てんかんも克服して、これもまた何かの運命、と考えるなら、是非てんかん持ちの方の救世主になっていただきたいものだと思いました。
とまあ、10数年経験していても、相も変わらず新鮮に驚くことの多いこの健康法。
皆様とも深くご縁ができますように。
店長でした。
(c) IYO|写真素材 PIXTA
- 2011.02.03
- 18:39
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