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痔疾という肛門のトラブル、痔の原因と治療について

店長です。


口を開けて咽喉に管を入れて、そのままどんどん入れて行くと最後に肛門から管は出てきます。そんなことを実験した人はいないでしょうけれど。


人間を単純な図形にしてしまうと「筒」の絵になるでしょうか。


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耳の穴から管を入れて行く手を阻む柔い組織を壊して進んで行くと、やがて耳管を通って鼻から管が出てきます。


皮膚にも無数の穴が開いており、人の体は外にあるものを絶えず取り込んで生きています。


体に入ったものが最後に出てくるところ、それが肛門であり、尿道であり、場合によっては皮膚の穴、鼻の穴、ということになります。涙の涙腺もそうでしょうか。


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最後に出てくるところが悪い、というのは、その途中経過のどこかで故障があるということです。


おしっこの切れが悪いのは尿道の閉塞、泡が出るなら腎臓不全による尿たんぱく、血尿が出れば尿道結石、膀胱炎から腎臓癌まで色々。


では痔疾はどうでしょうか。


痔だけが悪いと思うのが普通です。


が、そうではありません。


痔を患う限り、直腸、小腸、大腸にさかのぼり、腸が健康でない場合がほとんどです。


だから、いくら毎日痔の薬を使っても完全に治ることはなく、排便の恐怖と戦うことになります。


果てはレーザー治療とか、手術に頼ることになります。


口から肛門まで、入ったものは、固形物は消化されて肛門から排泄されますし、水分は尿としてあるいは一部汗や鼻水や涙として排泄されます。


その過程のどこかで代謝が悪くなると、腸を痛め、最後に肛門にしわ寄せが来ます。
それが痔疾です。


排泄するものがより良い状態でなく、毒素をもって通過します。
それが肛門のデリケートな粘膜を荒らすので痔の原因を作ります。


ですから、いくら薬を塗っても完治することはありません。
痛みを鎮めてはまた排便時に傷つけているのですから、たまったものではありません。


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痔疾にとても効果がある「芋パスタ」というものがあります。
里芋と生姜の不思議な薬効により、排便時に血をばらまいていたような方でも、優しく速やかに傷を癒し、一晩二晩で楽になることがあります。


ただ、私は痔疾のご相談の方に最初から「芋パスタ」を勧めてはいません。
その時に良くなって楽になっても、腸からやってくる毒素のある排泄物は再び肛門を痛めつけるからです。


痔疾を治すには腸を健康にすること。


それには足裏を良くもみほぐし、腸の反射区全体を良く刺激して、腸を丈夫に健康にすることが基本なのです。人によって多少の差はありますが、4ケ月前後の辛抱と努力が痔疾との永遠の別れをする分かれ道です。
最後に、痛んでいた粘膜を「芋パスタ」で修理して終了、とゆきたいものです。


10年前に上記同様にして20年来の痔疾から縁が切れた店長でした。


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