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玄米食・おいしい炊き方
店長です。
玄米が体に良いといわれるようになって、良く玄米を使ったメニューや、お弁当、おにぎりなど、外食でも多く見かけるようになりました。
玄米の良いところは、白米と比べても栄養価が高く、低インシュリン食品であり、炊き方によっては水素が発生するために、体内でいろいろな問題を引き起こす「活性酸素」を中和して、癌などの予防にもなると考えられます。(炊き立てでなければ水素は消えていきますが)
白米と比べ、固めなので、早食いができなくなります。
必然的に咀嚼回数(噛む回数)が増えるので、唾液が出て殺菌力も増します。
この、良く噛むというのが、健康にとっても非常に大切なことで、体内に余計な細菌を摂り込むのを防いでくれますし、脳の活性化にもつながると言われています。
また、時間をかけて食べることが、満腹中枢からの満腹サインを遅らせずに済みますから、肥満対策には、低インシュリンということも合わせて、二重の効果が期待できます。
毎日玄米食ならあごも鍛えられるでしょう。
問題があるとすれば、おいしく炊けない(ビチョビチョする、カラカラになるなど)、料理によって合わないなど、玄米=おいしくない、というイメージがあることでしょうか。
確かに、電気ジャーで炊いてもおいしく炊けませんし、水素が発生させるには土鍋で炊かなければならないようです。
しかし、比較的楽においしく炊ける方法があるので、以下をご覧下さい。
玄米の炊き方 4人分
1. 玄米を計量カップ200CCで2杯分はかる。
2. 水洗い用の鍋に入れて水洗いする。石やもみがらがあった場合、取り除く。
玄米はこするようにして水洗いする(3回)。
3. 最後に水を良く切り、玄米を土鍋に移す。(注)土鍋は圧力釜に入るサイズのものを使用。
4. 玄米を入れた土鍋に水430(320)CCを入れる。
5. 水を加えた土鍋に塩を加える(計量スプーンの小さじ1/2弱)
6. 水を少しかきまぜる(水のみ)。
7. 圧力釜に水を入れる。200CC×7杯 計1400CC。
8. 土鍋を両手でつかんで、圧力釜に入れ、蓋をする。圧力釜にも蓋をする。
9. 全開の強火で点火。(注)圧力釜のおもりが持ち上がってないことを確認。
10. 15分位で沸騰する(湯気が噴出す音がする)ので、中火にする。
11. 沸騰して中火にしたら、タイマーを35分にセット~スタートする。
12. 35分経ってタイマーが鳴ったら火を止める。
13. それから最低20~30分は放置してご飯を蒸らす。
14. 蓋を開ける時、蒸気に注意(安全バルブを倒し、おもりを傾けて、完全に蒸気を排出してから蓋を開けること)。
※玄米70CC分を、あずき豆、黒豆、はと麦などに代えても良い。その場合水は10%ほど多めに入れること。
以上で、美味しく食べられる玄米ごはんの完成です。
ちょっと面倒くさそうに感じるかも分りませんが、やってみるとそうでもありません。
米とぎの時間もほとんどありませんし、むしろ慣れると楽ですよ。
是非おためしになってみて下さい。
店長でした。
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