脂肪肝

2012/07/05

脂肪肝


肝細胞に中性脂肪が過度に蓄積した状態を言います。


原因についてはアルコールや飽食、糖分の摂り過ぎなどによる生活病とされています。


肝臓が腫れてくると圧迫感を感じるようになり、腹部(右側)に痛みを感じたり、腹部膨満感があったりします。肝臓自体が徐々にダメージを負ってゆくので、黄疸が認められることもあります。食欲不振が続いたり、疲れやすく身体がいつもだるい(倦怠感)など、肝機能に端を発した諸症状につながるはずです。


しかし、アルコールを飲む人が全て脂肪肝になるでしょうか。


随分大酒を喰らうのに、いい歳になっても肝臓に異常のない人もいます。


もちろん、食生活が肝臓に負担をかけ、人体で最強の臓器と言われる肝臓を弱らせるにはそれなりに無茶もあったことでしょう。


もともと肝臓が強い方ではなかったのかも知れません。


脂肪肝を修復するには、なってしまった以上は食事に注意することは言うまでもありません。例えば官足法を頑張りながら生活を変えないのは、毒を飲みながら健康法に取り組んでいるようなものです。


ただ、肝機能は肝臓自体のもつ再生力、生命力、自己修復力があるので、早期の回復が期待できると言って良いと思います。


他の症状とも共通で言えることですが、まず血行の状態を良く保つこと。
腎機能を活性化しながら血液の質を高め、汚さないこと。それに反射区を使って肝臓自体を刺激し、脂肪の処理能力を高めること。
以上が回復への工程になります。


すべては足裏攻略が全てと言っていいのです。
肝臓、腎臓の反射区も足裏にあります。
血行は全て足裏攻略にかかっています。


消化器官をもっと強くするのも大いに助けになります。
そのためには足の内側側面にある、「胃」「すい臓」「十二指腸」の反射区を日頃から良くマッサージすることです。
もし強く揉んで痛みがあるなら尚更で、それが何とも痛みも何もなくなるまでは気を緩めてはいけません。