官足法の便利帖

「不妊症」克服マニュアル

「不妊症」克服マニュアル


高いお金を払って体外受精をして、それでも失敗する時は失敗する。
子供は天からの授かりものと言われるように、意外に子供が欲しい時に子供がなかなかできない、欲しくないのにできてしまう。
女の子が欲しいのに男の子ばかりになってしまう。
コントロールできるものではありませんが、健康な夫婦であれば、遅かれ早かれ努力を続ければ必ず子供は授かります。
しかし、子供がどうしてもできない、ということであれば、男性側か女性側、もしくは両方に責任があるのです。
子供が天からの授かりものであるという、スピリチュアルな考えを受け容れるのであれば、あなたの体も天からの授かりものであることを思い出さなければなりません。


授かりものである自分の体は、自分の体ではありますが、正確にはそうではありません。自分がコントロールできるのは体のほんの一部にしか過ぎません。日々あなたの想像もつかないところで体は無数の仕事をこなしています。
自分の意思には全く関係なく色んなことを休むことなく行っています。
ですから、自分の体を支配しているのはあなたがほんの一部、あとは何か分からないものに支配されているのです。
心臓さえ、あなたは動かすことはできません。
眠っている時にあなたは呼吸をするのを忘れています。
ではなぜ呼吸は勝手に行われているのでしょうか。


そんな複雑に生きている体が本来あるべき状態に保たれていない。
たとえば、あなたが担当している神社の一角を、掃除もせずに放っておく。
その一角には落ち葉やゴミが溜まって、誰から見ても不潔な状態で、神仏に相応しいとは思えない状態になっている。
あなたはそのゴミの上にベビーベッドを敷いて、神様ここに子供を恵んで下さいという。神様は子供が可哀そうで、授けてはくれません。


スピリチュアルな話に聞こえたと思いますが、なぜか不妊症を治療する時には無くてはならない考え方のように思います。


不妊症のあなたの体は冷え、血液が充分な酸素と栄養を送ることを怠り、むしろ不要なゴミを運んで体中のあちこちに捨て場所を探しています。
そんなところに仮に子が授かったとしても何か子供に問題が起きるかも知れません。酸素と栄養が不足して育った子供になると思います。
不妊症は女性にとって悲劇の病ではありません。
その前にいったん掃除をして下さいね、という神様の意思表示なのです。


それはさておき、不妊症の女性が官足法を開始したとたんに妊娠することが頻繁にあります。これはもう、偶然とは言えない数なので、不妊症は官足法で治りますと言っても良いでしょう。


人工授精をしてはいけません。自然のままで子供を授かるようにして下さい。


その為には、官足法普遍の論理をここでまた提示しますが、既にご存知の方は読み飛ばして下さい。
●足裏を詰まらせる血液のゴミ(老廃物)が全身の血液循環を阻害する。
●すると栄養と酸素の補給が足りなくなった臓器、細胞全体が衰弱してゆく。
●腎臓、肝臓などの代謝器官が機能ダウンして血液が汚れでいっぱいになる。
そして更に血液循環が悪化して負のループに入る。


これによってあなたの血液循環は全身に渡って良くありません。
特に不妊症の方は足裏と足のかかとに大量のカス(血液に漂う老廃物)をためて結晶化し、シコリになっています。
これが元凶で、あなたの子宮と卵巣は生気がなく、冷えて、神の授かりものが下りてくる器としては相応しくない状態です。


まずは「足の汚れが万病の原因だった」とする官足法の理論に基づいて、足裏の老廃物を踏み潰し、パイプを通すことで血行を確保します。
その次に来るのが「神経反射区」への刺激によって悪いところに何らかの神経伝達をし、冷えた臓器をあたためたり、酸欠で色を失っている器官に酸素を補給して目覚めさせたりと、色々な働きかけをします。


不妊症は血液循環の悪さがたたって、子宮と卵巣が酸欠を起こし、養分も不足してバランスを崩していますから、子宮と卵巣(輸卵管も含めて)の反射区である「かかと全体」をとにかく良く揉むことです。


反射区の図表で見ると、誰が作った表であろうと生殖腺はかかとに丸を描いて囲んでいます。しかし生殖腺はかかと全体が反射区です。余白はありません。
かかとの裏面は余白なく全部が生殖腺(卵巣)の反射区です。
反射区は足の外側にそのまま繋がって「卵巣」に加え「輸卵管」の反射区になります。足の内側にもそのまま繋がって「子宮」の反射区になっています。
かかとは隙間無く「子宮の全体」と繋がっています。
不妊症の攻略には子宮全体を暖め、活性化することしかありません。
子宮は手で触れませんが、反射区は簡単に手で触れます。
かかとを子宮だと思って暖かくなるまでマッサージし、厚い肉の内部に相当溜まっているゴミを少しずつでも毎日掃除しておかなくてはなりません。


強く揉んで痛みがあるなら当然ですし、しこりやジャリのような感触があれば尚更です。左のかかとを右手の親指と人差し指でギュッとつかんでみて下さい。
血液が集まって赤くなってくると思いますが、その中に白い斑点はありませんか?それ以前にかかとがガサガサで水気がなく、皮膚も肉も固くなっていませんか?ふにゃふにゃのかかとだとしても、奥深くに老廃物のジャリを溜めている人はいくらでもいます。
固くても柔らかくても、まずかかとを心を鬼にしていじめ抜くことです。
それがあなたの子宮を元気にするための愛情です。


官足法のグッズを使って行う場合は以下のようにします。


一、はとにかくやはりウォークマットを踏むこと。
なぜウォークマットかというと、「腎臓」「輸尿管」「膀胱」を強くしないと、いくら他をもんでも、折角とれた汚れが元に戻ってしまうからです。
基本的には強い「腎臓」を作ることですが、頑張っても4ケ月~6ケ月かかります。ですが、ウォークマットを良く踏んだあとは腎臓が一時的にでもあったまり、機能が完全ではなくても、働いてくれるようになります。
それを繰り返して半永久的に強い腎臓を作ります。


ウォークマットを最低20分以上踏み終ったら、次に不妊症の方にとって大事な反射区(かかと全体)をマッサージします。
その時に白湯を200~300飲むようにして下さい。マッサージでとれた老廃物(血管を詰まらせているもの)を一刻も早く腎臓に運ばせるために水分があった方が良いのです。但し、水分の取りすぎは逆に腎臓に負担を掛けすぎますので気をつけて下さい。冷たい水も腎臓を冷やしますので逆効果になります。
もう少し反射区の効果的な揉み方を具体的にお教えします。
かかとを、ウォークマットの粒のどこでも良いから、4つの粒の間にはさみます。かかとだけを埋めるような感じです。
そして力を入れて左右にひねります。
これで、「生殖腺」の側面のところにも結構あたります。
初めはものすごく痛いか、気持ち悪いかどちらかです。
でもそのどちらにしてもある内は、だめです。
(男性も同じです。男性の場合、続けると男性機能が必ず回復します。)


「生殖腺」の側面(足の外側・小指側の側面です)は広いので皮膚を保護するために何かクリームを塗って、官足法の器具であればグリグリ棒などを使って良くしごいて下さい。「生殖腺」の反射区はかかとの裏からくるぶしあたりまで、繋がっていると考えて下さい。
ゴリゴリ、しこりは諸悪の根源の老廃物の固まりです。グリグリ棒のツブのある方を当てて、ひねるようにするか、棒の先で強くこすってツブしていきましょう。
どのくらいもめば良いのか、と良く質問されますが、時間と体力と気力、それに皮膚の忍耐が続くまで、気が済むまでやっていただければ良いのです。
やりすぎという言葉は官足法にはないのです。
やればやるだけ早く健康が近づくということです。
(排卵期~生理の期間も関係ありません。ただ、できるならまめに妊娠検査はして、反応がでたら「生殖腺」をもむのを止めれば良いです。)


次は「子宮」です。


受精卵が着床するところが弱っていますと、妊娠しにくくなります。
受精後も万全にしておかなくては妊娠しにくくなります。
「子宮」の反射区も必ず良く良くマッサージをお願いします。
これはかかとの内側側面(親指側)に広範囲に広がります。図表で見るのと違い、足裏からずっと続いていることを覚えておいて下さい。


授乳は赤ちゃんの発育にとって計り知れないほど重要なことです。
最後でかまいませんが、できれば「乳房」の反射区も良くもんで準備をしておいて下さい。
足の甲ですが、おそらくここもまた痛いでしょう。
あちこち痛くて大変ですが、いずれ痛みはなくなります。ですからあえて「痛くてももみなさい」と言わせていただきます。


最後になりましたが、「脳下垂体」の反射区のマッサージをします。
「脳下垂体」は意外かも知れませんが、ここが生理・妊娠のシステムをコントロールしています。なので、ものすごく重要な反射区です。
各種ホルモンを分泌し、出産後の授乳も助けます。若さを保つ元でもあります。とにかく重要です。


ウォークマットでも「脳下垂体」には当たります。が、ただ踏んでいるだけでは充分なマッサージはできていません。
コツとしては、親指をウォークマットの粒の一つに乗せ、反対側の足のかかとで強く踏みつけること。ウォークマット踏みとは別に、できるだけの時間をとって行って下さい。グリグリ棒でも構いません。クリームを塗って、手加減せずに良く親指の裏をしごいて下さい。
「生殖腺」「子宮」「乳房」以上に最も大事な反射区であることを良く知っておいて下さい。


色々大変そうだな、と思うかも知れませんが、全ての不妊症の人にとってゴーールに行き着くための全ての手順として漏れが無いように念を入れています。


実際にはかかとを揉んだだけで子宮が刺激されて、たったの3週間後に妊娠した不妊症の方もいます。個人差もありまちまちですが、どんな人にもゴールは用意されているはずです。希望を持って頑張って下さい。

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