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メニエール病の克服


メニエール病の克服


人の体は当然全身に血液が巡っています。
ほんの一部でも回ってないところがあってはいけない訳です。
全く回らないところがあればそこには細胞が生きるのに必要な栄養も酸素も届かずに壊死します。


人の体の中で血の巡りが悪くなるとしたらどこでしょうか。


足裏。というのはすぐに想像できます。
足は第二の心臓、という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
足は地面に押し付けられ、靴にも締め付けられ、心臓から最も遠く、圧迫を受けています。
血液の折り返し点で、また心臓まで上っていかなくてはなりません。
そのためにふくらはぎの血管には、血液が逆流しないための防止弁までついています。


その次はどこでしょうか。


凝りで悩んでいる方が多い場所と言ったら。


肩と首なんです。



肩や腰に問題が起きるのは、人が四足から二本足歩行に変わった時からの試練です。
もともと二本足歩行用に設計されていなかったのですから、不自然な負担をかけてしまうのです。特に現代ではパソコンとインターネットが普及して、会社でも自宅でもパソコンを使います。パソコンを使用するときにはキーボードでタイピングすることも多いですから、余程意識していないと背中を丸めて猫背になっています。
長時間のパソコンの使用は肩こりの原因になりますし、姿勢や椅子によっては知らず知らず腰にも負担がっかっています。
負担がかかるというのは、その部分の血行が悪くなるということ。
血液がうっ血して酸素不足となり、筋肉が固くなって凝りになります。


背中、肩、に続くその先に、突然体は「首」のところで細くなります。
そしてまた頭部でまた大きくなります。
道路でもそうですが、例えば工事によって二車線が一車線になったら、そこで渋滞することが良くあります。
それだけ首にも血液の通りが悪くなる可能性が高くなっているのです。
事実、首に凝りがあるような方に、頭部の病気をお持ちの方が多くなります。
耳鳴り・頭痛・めまい・ふらつき・脱毛・眼精疲労・難聴・副鼻腔炎・花粉症・白内障・緑内障・口内炎・咽喉炎・顎関節症・扁桃腺炎・脳梗塞・自律神経失調症・痴呆症・視力低下・味覚障害・不眠症・うつ病など神経症などなど、頭部への血行が悪いために起きてくるのです。


メニエール病もその一つ。


頭部への血行が悪いというのは、頭部に必要な栄養素や酸素が不足気味になることです。
もちろん完全に不足してしまうと死んでしまいます。そこまでではないものの、いつも何かが物足りない状態を続けて病んでゆくのです。
特に脳そのものがダメージを受けると大変です。
脳下垂体は全身の整体活動をコントロールする何種類もの刺激ホルモンを出していますが、この脳下垂体の調子が悪くなると、頭部だけでなく、体中のあちこちに影響が出ます。
代表例としては不整脈。脈のコントロールも脳下垂体が刺激ホルモンを出して副腎が受け取り脈の数を制御しています。それを間違うと不整脈の発生です。


頭部への血行が悪くなると、もうひとつ悪いことがあります。
これが何よりのバッドニュースです。
血液には色んな栄養、肝臓やすい臓その他の器官で作られた酵素、酸素、二酸化炭素など、色んなものが運ばれ、必要な部分に届けられ、不要になったものは腎臓で濾過されて排泄されたり、肝臓などで再吸収されて他の酵素に造りかえられたりしています。
この、不要になったものの行き先が問題です。
一部にどうしても体に居残ってしまうものがあります。
それが「老廃物」です。
血管や細胞、どこにでも付着します。
著しいのは血行が悪い場所、血液の通り道が狭い場所。
足の裏がごみ捨て場としては最適となってしまうのです。


腎臓や肝臓が悪くなると更に老廃物の処理能力が低下します。
足の裏は真っ先に老廃物の溜まり場となり、カチカチに固くなって、血流を阻害し、全身が血液の恩恵を受けにくくなってしまいます。
血圧だって高くなります。予定外に足首のところで跳ね返ってしまうのですから。
膝のような関節のところでも老廃物は溜まりやすくなっています。
膝裏に溜めてしまうと、血圧は上も下も高くなります。


さて、首のようにくびれている場所でも、血管に老廃物が引っかかり、付着してしまうようです。頸部の血管に老廃物が付着してしまうのは、血液の流れが首のところで緩んでしまうため。その前に「全身の血行が悪い→腰、背中、肩が固くなる」という現象が起きているはずです。


そしていよいよ頭部への血液の勢いが弱くなれば、老廃物は頭部にも溜まります。
川も流れが速いうちは少々のゴミや枯葉も押し流してしまいますが、緩やかになればなるほど、岸や川の周辺にゴミを残してしまいます。
それと同じことが頭部にも起こるのです。


脳の中にもたくさんの毛細血管が流れています。
その血管の中に老廃物が少しずつ溜まってゆくと、血管が固くなり、切れやすくなります。
いよいよ老廃物が血管を塞いでしまうと、血管が切れて出血します。これが恐怖の脳出血です。
老廃物が溜まるのは脳の中だけではありません。
目の中にも詰まります。
その結果、目のレンズの中でたんぱく質が酸化して濁るのが白内障であれば、レンズの前の虹彩を潤している水が、出口で詰まって眼球が膨らみ、その圧が原因で視神経に支障を来たすのが緑内障です。


耳の器官にも溜まってゆきます。
耳には聴覚神経の他に平衡感覚を保つ役割があります。
耳小骨、三半規管、蝸牛、とつながって聴覚神経に音をつなげています。
三半規管は平衡感覚を司り、耳管は鼻と耳の空気圧を調整しています。
これらの器官にも老廃物が溜まります。
特に三半規管と蝸牛に老廃物が溜まると、難聴の原因になりますが、平衡感覚にも支障が出て、極端なめまい(天井がぐるぐる回るなど)が起こることがあります。それがメニエール病と呼ばれているものです。
三半規管と蝸牛にも血液は流れていますから、そこに老廃物が溜まると、血液が流れる時に老廃物にぶつかり、音が響く訳です。
底が平らな川では水音はあまり聞こえないのに対し、岩がごろごろ沈んでいる川ではせせらぎの音が聞こえます。
それと同じことが起こります。
せせらぎならまだ良かったのですが。



ここまでお読みいただければ、メニエール病が治るために何が必要か、お分かりになると思います。


1.足裏に溜まった老廃物を取り、全身の血行を良くすること。
この方法は官足法で基本の基本、あらゆる資料に方法が書かれていますし、当店ホームページにも至る所に情報があります。それを参考にしていただければ良いと思います。


2.足裏を刺激して、腎臓や肝臓、新陳代謝・消化器官を働かせること。
このことを神経反射の応用と言いますが、実際の実験でも、反射区に一定の刺激を与えると、対応する内臓器官が著しく反応を示すことが分かっています。足裏の老廃物を取る作業は、これらの反射区を刺激する作業でもあるのです。


3.首と頭部に溜まった老廃物を掻き出して掃除します。


1と2を怠っては3の解決はありえません。
頭部の老廃物は足裏と違い、マッサージや物理的な力でつぶすことができないからです。そのため、元々頭部に老廃物が溜まるのは血行が悪かったことに他なりませんから、全身の血行を回復し、正しい血液の勢いで自然に追い出すしかないのです。
時間はかかりますが、時間が解決してきたのも事実です。
多くの方がこの方法で耳の病気を克服されました。
それから、足の親指に頭部全体の反射区があり、薬指と小指が「耳」の反射区ですから、この部分への刺激は治療を加速させることができます。
メニエールでめまいがする方は、足の甲、薬指と小指の骨の間が「平衡器官」の反射区になりますから、この溝を良く揉んで掃除すると症状が回復することがあります。


メニエールは根気と負けん気と官足法があれば克服できます。
是非頑張って下さい。

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