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反射区の位置を知るテクニック第2回目

店長です。


今日は反射区の位置はどこか?
第2回目です。


「副甲状腺」と「副腎」について。


どちらも頭に「副」がつくので、他の臓器のサポート役?というイメージがありますが、そうではありません。二つとも立派な独立した器官です。


「副甲状腺」は咽喉のあたり、甲状腺という器官の裏側に隠れていて、4個あります。(人によっては5個ある人もいます)
血液中のカルシウムの量を、必要に応じて調整している器官で、筋肉の収縮にも関係しています。
あらゆる過敏症、神経症、アレルギー症の影に副甲状腺の機能低下があります。
代表が花粉症、ということになりますでしょうか。



この副甲状腺の反射区の位置ですが、図表で見るとどうってことのない位置のように見えますが、実際触ってみると分かりにくい。もしくは分かっているつもりで分かっていなかったりします。


副甲状腺の位置を知るには、まず「甲状腺」の反射区の位置を知らなくてはなりません。


親指の先からみて、1番目の関節を触ってみて下さい。
指が曲がる最初のところです。
それが確認できましたら、次に親指が曲がるところ、つまり親指の先から数えて2番目の関節をさがしてみて下さい。
最初の関節と比べると、大きな骨のところで曲がるのが分かるでしょうか。
この関節が内側に曲がってくると、「外反母趾」という状態になります。



そのコリコリとした大きな骨の部分が2番目の関節です。
足の裏側のところ、この2番目の親指関節から、3番目の骨が大きく膨らんでいます。
大きく膨らんですぐにまた萎んでスリムになってしまう骨が続きます。
この膨らんだ3番目の骨の周囲を、手の親指あたりでぐるりとたどってみて下さい。
スタートは親指と人差し指の付け根の間、指の股のところから、骨の周りをたどってゆきます。ただたどるだけではいけません。それこそ骨の内側に潜り込むくらいのイメージで深く・・・なんなら官足棒などをつかって押しながら確かめてみて下さい。
終着点は足の外側の、少し骨が出っ張ったところを少し通り過ぎた、第2番目の関節の手前です。


さて、甲状腺の反射区が第2関節の手前までだとすると、副甲状腺の反射区は、第2関節の外側周辺と言うことになります。
図表で見て下さい。
足の裏の図表にも、足内側の図表にも、この副甲状腺(番号13)が存在しています。
骨は平面ではなく立体の3Dなわけですから、第2関節のところはぐるりと360度あるわけです。
副甲状腺の反射区はその中でも、足の裏側と外側に渡って位置しています。


何とかついてきていただきましたか?
ウォークマットを良く踏んでいる方でも、「副甲状腺」の反射区と言うのは、ただ普通に踏んでいるだけでは良く当っていないのです。
第2関節の外側をぐるり、と深く関節にまで差し込むようなイメージで揉んで100%となります。
花粉症の方はこの副甲状腺から、更に親指先端に向け「鼻」の反射区まで、ズリズリと刺激を深めてやると、いずれ楽になって治ってゆきます。
覚えておいて下さいね。



次に「副腎」です。


副腎は腎臓の上にちょこんと乗っかった双子の三角帽子といった風情です。


写真素材 PIXTA
(c) eriko写真素材 PIXTA


でも腎臓のサポート器官という訳ではありません。
反射区マッサージでは腎臓が要の「反射区の王様」だとすると、右大臣が「副甲状腺」、左大臣が「副腎」と言われるほど、重要な役目を担っています。
副腎には主として心臓の脈拍をコントロールし、全身の炎症を鎮める働きがあります。
ストレスから体を守る働きも特に現代社会の生活では重要です。


副腎の反射区ですが、足の人差し指と中指の間をたどり、かかとに向けて3cmほどいったところにある小さな反射区です。
人差し指と中指の中間をまっすぐに下へ・・・丁度土踏まずが始まって窪んだところが副腎の定位置です。
手の親指と中指で、足の人差し指と中指の骨の間をつかみ、その溝に沿って少しづつ土踏まずの方へ進んでゆきます。
そして厚みが薄くなり、土踏まずが始まったと思われるポイント、そこが副腎の反射区です。


骨と骨の隙間に埋もれる小さなポイントです。
見失わないように、しっかりとケアしてゆきましょう。
どうしても良く分からないという方でも、ウォークマットの中央丘陵部を良く踏んでさえいればこの副腎の反射区に刺激は達します。
腎臓の反射区と同様に、深いところにあることは良く覚えておいて下さい。


それではきょうはここまで。


店長でした。


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