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足裏の痛み

店長です。


今日は足裏の「痛み」について、お話したいと思います。


もう15年以上前になります。


当時私が勤めていた会社に、ある日ウォークマットが置いてありました。



経理のおばちゃんが、自分で買って持ってきたようです。
その当時、名前も知らなかった奇妙なでこぼこ板。
おばちゃんがお昼休みに、壁に手をつきながら、いちに、いちに、と足踏みしています。
ああ、青竹踏みだ、それのちょっと新型の板なんだな、と思ったくらいで興味すら覚えませんでした。当時の私には、花粉症(慢性鼻炎)、頭痛、腰痛、胃腸不良、気管支炎、扁桃腺炎、痔疾など良く患ってはいましたが、その後に出てきた不整脈や肋間神経痛、椎間板ヘルニアなどと比べればまだ軽かった、とういこともあり、それほど健康を必死に考えてはいなかったというのもあります。


おばちゃんが熱心にやっているので、一度私も試しに乗らせてもらいました。


・・・想像を絶する痛さです。
3歩踏んで限界でした。
痛すぎる青竹踏みです。
ごちそうさま、そう言って二度と乗ることはなく、忘れてしまっていました。


それから3年以上もたって、年がら年中何らかの病気で苦しみ、仕事もまともにできない身体になって、再びめぐり合ったのがこのウォークマット。
たまたま受講した、新大久保での官足法のセミナーで、見覚えのあるこの奇妙な板と再開したのです。



会場には大勢の方が真面目に官足法セミナーを受講されていました。
周囲の方に話を聞いてみると、意外に経験者の方が多く、私の右の席に座った初老の男性は重度の糖尿病だったのが、官足法で治った経験をお持ちでした。
左隣の女性は高血圧を克服されていました。
私の不整脈や、神経痛はどうでしょうか?と聞くと、普通に、ああ、それは治りますよ、とおっしゃる。官足法セミナーの生徒さんなのに、当たり前のようにおっしゃるのでびっくりしました。
「生徒さんの中には余命の尽きかけた末期癌の患者さんで、完全に健康になった方もいますよ、今日は会場に来られてないようですが。」
と会場をぐるりと見渡されて、「まだ軽いですよ。」とにっこりされる。
そんなことは唐突に信じられない私でしたが、会場でも販売していたウォークマットを一枚買ってきて家で踏んでみました。


やはりもう、痛いなんてもんじゃない。
腹が立つくらい痛いのです。
こんな痛みと永遠に戦うもんだと思っていたので、冗談じゃないよ、と思ったものです。それこそ気まぐれに月に数回、数秒踏むだけの生活です。
ただ、不思議なことに、ウォークマットを数秒でも踏むと、身体がほかほかしてきて、万年的に鈍い痛みがある左腰が少し楽になるのです。
何か、効き目はある、と思うようにはなりました。


でも痛みにはやっぱり負けてしまう。


ところがそこに椎間板ヘルニアが突然襲ってくるんですね。
20年来の腰痛が、突然切れるような痛みと共に、左足の麻痺と痺れ。触っても感覚がなく、歩けない。歩く時は引きずって歩く。
営業で重い荷物を持って外回りをすることの多い私にはもう、致命的な出来事でした。


写真素材 PIXTA
(c) ぬさぎ写真素材 PIXTA


それがあってようやく私は官足法ときちんと向き合う決意をした訳です。
もう、足裏が痛いなんて言ってられません。
再びセミナー受けたり、官足法の本も買ってきちんと研究。
そこで学んだように、1回20分は必ず踏むようにしました。
最初はただただ痛いのを無理に歯を食いしばって踏んでいました。
踏み終えるとしばらく足裏がジンジンします。
しかし、からだはポカポカ、手には汗。
腰の痛みも楽になる気がします。
翌日も痛いし、翌翌日も痛い。
でも不思議なもので、一旦20分と決めてから、踏み続ける内に、同じ痛みでも少しずつ楽になってゆくのが分かるんです。
これは、頑張ればいつか消えるのかも、と思うようになり、一層頑張ろうと思いました。


私の場合は、痛い→少し楽にある→また痛くなる→また少し楽になる→もっともっと楽になる→部分的に痛いところがあるのが気になり始める→そして
痛いところを執拗に踏みたくなり、踏む位置を変えたりして痛み克服に貪欲になっている自分に気がつきました。


ついには痛みが気持ちよさに代わるのが4ケ月後。
その後も数年踏み続けましたが、もう気持ちよさすらなくなり。
ただの板を踏むようです。


で、始めてから6ケ月後に私がそれまで持っていた症状が全て消えてしまったことに気がつき、何か夢でも見ているような気持ちになったことが、今は遠い昔のようです。
あの時の感動を忘れてはいけないなあ、と、お客様のお悩みにお答えしている時に改めて思い出させていただいています。
足の痛みを克服することに夢中になりすぎて、病気がいつの間にか治っていることに気がつかなかったのです。


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(c) KATSUHIKO写真素材 PIXTA


そんな経験が私にもあります。
ですから、お客様が、ウォークマットが痛くて踏めない、この痛みは本当にいつかなくなるのか、と聞いてこられる気持ち、それこそ、痛いほど良く分かります。


痛みは自分との戦い。
自分の体との対話です。
身体は自分のものではなく、もう一人の人格です。
物言わぬ身体は、自分の辛い状況を病気や痛みという形でしか伝えられません。
足の裏、という一番目だたない日陰に、隠れたメッセージを残しました。


年老いて寝たきりになったお年寄りが良く、看病する娘さんに、「ここが痛い、あそこが痛い」と言って、娘さんがそこをさする、なんてことがあります。


足裏の反射区も最初は
「どこもかしこも痛い」
と言うのです。


一生懸命揉んで少し楽になると、今度は
「ここが痛い、あそこが痛い」
に代わります。


もっともっと頑張り続けると、
「おかげさまで随分楽になったわ。でもまだこの辺が時々痛む。」
という声に代わります。


そしてとうとう
「有難う、もうどこも痛くないです。もう、寝てなんかいられません。」
と言って立ち上がり、あなたの心の健康のために良く働いてくれるようになるのです。


そんな物語とハッピーエンドを想像してみて下さい。


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(c) sami写真素材 PIXTA


今の痛みに苦労するのは長い人生からすればほんの一瞬のできごとです。


自分の意思で克服する以外ないのです。


是非一度でも官足法でやってみようと思われたあなたには、絶対そのハッピーエンドを体験してもらいたいと思うのです。


私も自分の経験から、先輩としてお客様のお力になれるよう、微力ながら日々サポートさせていただいております。


店長でした。


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