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胃潰瘍の青年

店長です。


もう10年も前になりますが、胃潰瘍の青年がいました。


胃潰瘍で入院し、退院して戻っては来ましたが、それから見る見る体調悪化、辛そうでしたがそれでも会社には出勤して来ました。
胃潰瘍はピロリ菌が原因だということで、菌を殺すために胃を洗浄、その後毎日何か胃の薬を飲んでいたのですが、更に腸内にポリープが発見されたり、日がな1日便意が消えず、1時間も2時間もトイレにこもったまま、ということがたびたび。


その内薬の副作用で胃袋の壁は薄くなりペラペラ状態に。
普通の食べ物は消化できなくなり、原型のまま排泄することを面白げに社内で話しているのを耳にして、私は本格的な検査と、しかるべき病院にかかるべきと提案しました。


当時は既に私は官足法を知って、ウォークマット踏みで自分の数多くの持病を治した後で、当然彼にも勧めた訳ですが、どうしても真面目に取り組んでない様子でした。
むしろ、彼が身内に勧めて、それが効を奏していたのに不思議なことです。
お婆さんは脳卒中で倒れ「植物人間」「寝たきりになる」と言われたのに、意識を回復、最後に歩いて退院という奇跡。
お父さんは若い頃足に手術をされて、骨にボルトが入っており、そのせいかどうか、足が腐り始めるというお気の毒な病気。
ところが熱心にウォークマットを踏んでいらっしゃり、病気の進行が止まり、切断は回避できた訳です。


彼自身はというと、もう勧めてから4ケ月も経とうというのに、未だにウォークマットに乗るだけでも痛そうな様子。つまり、本気で取り組む気はなかったようです。


薬も効かなくなり、段々強い薬になっていきました。
一時は極端にガリガリに痩せたかと思ったら、日にうどんとお粥しか食べない生活をしているのに、今度はぶくぶく太ってくる。なぜそうなるかというと、週に2~3回、気休めの点滴を受けている訳です。ぶとう糖がいっぱいの点滴は、彼の体を癒すことなく、ただ、太らせてゆく。


仕事もまともにできなくなり、結局会社は長期休養ということで、最終的に高知のある有名な病院に行きました。院長にそれまで飲んでいた薬を見せると、「お前、死にたいのか!」ともの凄い剣幕で胸倉をつかまれ、いっぱいお説教されたそうです。
もともと別のお医者さんが処方したものなのに。
その先生は薬を使わず、自然素材を調合したものを使って癌やアトピーを治す異端児ですが、本当に患者を救うことに命を掛けた良い先生です。
結局半年ほど高地に住んで、病院に通い、その後東京に戻って横浜の支部に通院、見事に回復できたようです。
会社は退職し、今は元気に地元近くの会社で働いているということを聞きました。


さて、本当に胃潰瘍の原因はピロリ菌だったのでしょうか。


ピロリ菌が侵入した人は皆、胃腸を壊し胃潰瘍になるのでしょうか?
それを胃袋がペラペラになるまで強い薬を飲んで、殺菌することに意味はあったのでしょうか?


今はもう少し良い治療法があるのかも知れませんが、当時私はその原因も方法も違うと思っていました。
胃潰瘍になる前、彼がどれほどのストレスにさらされていたか、私は良く知っています。


彼の体験を通して、ただの胃潰瘍でもそいういう療法を続けて亡くなる方がいるということを、私に気付かせてくれました。


医学とお医者さんは可哀そうです。
誰よりも努力して日夜研究し、長い長い手続きを経て実用化した薬が結果的に人を死に追いやることもある。もちろん救う事も沢山ありますが、逆もある、ということが悲しい。
色んな検査をして病気を特定する技術を持ったお医者様でも、その医薬を処方するしかなく、手術となれば、悪いところを切り取るしかなく、何のダメージもなく患者を救うのは本当に難しい。


かといって、お医者さんがいなければはるかに大勢の人が命を落とすことになるでしょう。
お医者さんの外科手術がなければ助かりようがない病気や事故は無数にあります。
ワクチンや予防接種のおかげでどれだけ多くの人が救われてきたことでしょう。


だから私たちは何かあれば100%病院にかかります。
お医者さんの言うことは神の言葉です。
任せるしかありません。
うまく行かなかったり、不満があれば病院を変えるだけ。


守りたいのは自分の健康です。
自分を頼りにしている家族です。


私たち自身もっともっと体のことを勉強して、本当に良い選択は何か、ちゃんと見極めなくてはならないのではないでしょうか。


あきらめたら終わりです。


生きることが大事なのです。


体は神様からの贈り物。
大切に使って返さなくてはなりません。


店長でした。

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